お 知 ら せ １２７（１月）

ヘルパー、利用者の皆様へ。

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

重度障害者の一人暮らしの大敵は「怖い怖い病」である（強迫神経症である）この病気は何かというと、例えばヘルパーさんが買物に行って障害者が家に一人になると障害者は買いものに行ったヘルパーさんが何かあって帰ってこなかったらどうしよう、と心配になってしまう。それならばヘルパーさんに買物に行かせなければ大丈夫だろうと思ってしまう。（当たり前だがヘルパーさんが買物一つできないなんて仕事にならない）こういう心配をしだしたら切りがなくなって第三者から見れば笑ってしまうのだが、多くの障害者はこういった心配の仕方をしている。
ヘルパーさんはというと障害者がそんな心理を抱いていることを知らない人が多いと思う。当たり前だが方法としてこの障害者とヘルパーさんの意識の差が、時として小さなトラブルを生んでしまう。これを解決するには互いに相手のことを知ってもらう努力をするしかない。「怖い怖い病」にかかった障害者がその不安心理を払拭するためには一度ヘルパーさんに洗いざらい不安なことを話してみるといいと思う。ヘルパーさんになにかあったら何らかの形で周囲に連絡が回りあなたが一人でいるのが分かるので助けがきますので安心して待ちましょう。

思えば去年の３月からおむつを使う生活に入った。おむつの中で大、小、便をするというのは必要がないと出来ないものである。最初のうちは恥ずかしさもあって、ヘルパーさんに何をどう伝えていいか分からず困った。困ったといっても出るものは出てしまうので排泄時にきたヘルパーさんも初めてなら二人そろって暗中模索することが結構あった。経験してみて排泄ケアの上手いヘルパーさんは会話が上手い。出来れば排泄ケアをするときは声掛けを頻繁に行ってもらえると障害者側も楽だったことを覚えているので、皆さんも排泄ケアを行うときは声掛けを意識してやるといいのではないでしょうか。

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よかったら見てください。

１月のお給料日は２２日（水）です。

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