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障害のある方が地域で自立し、個性を尊重し安心して暮らせるようサポートするヘルパー派遣をしている事業所です。

第37回 衛生通信

2017-07-21 13:57:01 | お知らせ
今回は肩こり・腰痛についてお知らせします。
介護職場は他の職場と比べると腰痛を持っている人が多く、職業病とも言われています。5月26日に行われた労働基準監督署主催の労務講習において「介護現場では腰痛が最も多い労災」であるとの報告がありました。

「肩こり」と「腰痛」は関係がないように思いがちですが、肩こりと腰痛を同時に抱えている人はとても多いのです。大きな原因としては、
1、姿勢が悪い   2、日常生活で肩や腰に負担をかけている   3、冷え
大きく分けるとこの3つです。
腰痛を予防することは、肩こりを予防することにもつながります。
前回の腰痛についてのお知らせには、「急性腰痛症(いわゆるぎっくり腰)」、「慢性腰痛症」、「心因性腰痛症」のそれぞれの対処法についてお知らせしました。
今回は肩こりと慢性腰痛症の予防法の中で、毎日の生活の中で取りいれやすく、効果的なものをお知らせします。

1、入浴は湯船につかる
筋肉が緊張すると血行不良になり、肩こり・腰痛の原因になります。湯船につかることで血行が促進して筋肉の緊張を和らげます。
夏でもぬるめの湯舟につかってコリをほぐしましょう。

2、睡眠時間をきちんととる
睡眠不足になると、当然ですが身体の疲れをとることが出来ません。普段私達が感じている身体の疲れとは、筋肉の疲労のことを指します。溜まった筋肉疲労を効率よく回復させるには、身体にとって楽な姿勢をとること、すなわち睡眠が大切です。
もちろん身体的な疲労だけでなく、睡眠不足は精神的なストレスにも関わってきます。
人は強いストレス、慢性的なストレスを感じると、身体の内側の機能を管理する「自律神経」が乱れ、血流が悪くなり肩こり・腰痛を引き起こしてしまいます。

睡眠は心身ともに休息するため、人が生きていくために必要な生理的状態です。
特に夜勤をしているヘルパーさんは、規則的な睡眠時間を確保するのが難しいですが、夜勤のない日に上手に体内時計をリセットして、睡眠時間をきちんととることを心がけてください。

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