英検準1級&東大・京大・早慶の英語(英単語)は英英方式で突破できる!

英英思考を制するものは英語を制す。英英辞典とネイティブ向け読み物への早期移行が異次元の高速学習を可能にした。

スピード演習の効用

2007年08月24日 | その他
英語思考を効率的に身につけるためには、英英辞典を日常的に使うことに加えて大量のやさしい問題を高速で演習するのが効果的です。時間にせき立てられることによって、和訳せずに英語で英語を考えられるようになります。

 その際に肝心なのは、大学入試二次試験に見られるような英文和訳や和文英訳を含んだ難問は避けて、TOEICBridgeや実用英検準2級過去問のような英語含有率の高いやさしい問題に取り組むことです。
多くの日本人英語学習者にとってTOEICBridgeや実用英検準2級過去問はそれほど難しくないはずです。しかし指定時間の半分でこなすとなるとそう楽なことではないでしょう。そうなってしまう最大の理由は和訳しているからです。

 英英辞典も満足に使いこなせない高校生に高度な英文和訳や和文英訳を求める大学入試のような悪問は避けて、英語含有率の高いやさしい問題をたくさんしかも高速でこなすのが英語思考を身につけるコツです。

 それにしても、「 ものの見方や好みは人さまざまである。たとえば,駅前のハンバーガー店は,人々にとってどのような意味をもつのだろうか。多くの人にとっては,ハンバーガーを味わう場であろう。しかし,肉が苦手な私にとっては,ハンバーガーを楽しむというよりは,仕事帰りにちょっと立ち寄り,コーヒー一杯で一日の疲れをいやす,くつろぎの場である。本を持ち込み,書斎代わりに使うことも少なくない。」といった和文の英訳問題(2006年京大前期)がいまだに大学入試で出題されるのにはあきれるばかりです。
やさしい問題でも量を増やせば、入試の選抜機能は十分果たせる上、受験生の英語力向上に寄与できます。難しくて英語含有率の低い問題を出題するのは、外国語習得のメカニズムをまったくわかっていないか、受験生の英語力向上よりも大学のメンツを優先しているかのいずれかでしょう。気の毒なのは受験生や学生です。
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