大学入試よりはるかに素直な問題が出題されるのが実用英検とはいえ、大きな欠点があります。
それは一次合格ラインが六割前後であるため、基礎が未完成なまま上の級を受験してしまうシステムになっているということです。
たとえば、実用英検3級では中学卒業程度の問題が出題されるとはいえ、3級合格者の大半は中学英語が不完全です。客観式の一次試験で六割の得点でも合格できるということは、確信をもって正解できた問題が五割程度でも受かってしまうということです。その結果受験生は上に行くほど伸び悩む結果、毎年250万人が実用英検を受験する構図になっています。もし実用英検の一次合格ラインが八割程度に上がれば、同じ級を何度受けても受からないという英検難民は激減するはずです。
すでに合格している級のレベルの英語を徹底マスターするのが、「お金をかけない英検合格法」です。
このことに気づいてようやく私は英検1級に合格し、英検1級より一ランク上の国連英検特A級には一度落ちただけで合格しました。この対策はあらゆる級に有効です。3級に合格したい中学生には4級レベルの英語をマスターすること、2級に合格したい高校生には準2級レベルの英語をマスターすることを助言して、ほとんどの場合いい結果が出ています。
中一終了時点で5級の英語を完璧にし、中二終了時点で4級の英語を完璧にし、中三終了時点で3級の英語を完璧にし、高一終了時点で準2級の英語を完璧にし、高二終了時点で2級の英語を完璧にするような確実な学習を重ねていけば、高三で準1級合格は十分可能です。
それは一次合格ラインが六割前後であるため、基礎が未完成なまま上の級を受験してしまうシステムになっているということです。
たとえば、実用英検3級では中学卒業程度の問題が出題されるとはいえ、3級合格者の大半は中学英語が不完全です。客観式の一次試験で六割の得点でも合格できるということは、確信をもって正解できた問題が五割程度でも受かってしまうということです。その結果受験生は上に行くほど伸び悩む結果、毎年250万人が実用英検を受験する構図になっています。もし実用英検の一次合格ラインが八割程度に上がれば、同じ級を何度受けても受からないという英検難民は激減するはずです。
すでに合格している級のレベルの英語を徹底マスターするのが、「お金をかけない英検合格法」です。
このことに気づいてようやく私は英検1級に合格し、英検1級より一ランク上の国連英検特A級には一度落ちただけで合格しました。この対策はあらゆる級に有効です。3級に合格したい中学生には4級レベルの英語をマスターすること、2級に合格したい高校生には準2級レベルの英語をマスターすることを助言して、ほとんどの場合いい結果が出ています。
中一終了時点で5級の英語を完璧にし、中二終了時点で4級の英語を完璧にし、中三終了時点で3級の英語を完璧にし、高一終了時点で準2級の英語を完璧にし、高二終了時点で2級の英語を完璧にするような確実な学習を重ねていけば、高三で準1級合格は十分可能です。
ただ過去問演習はあくまでも力試しで、日常的な学習方法としては、Re-StartやALL IN ONE(http://www.allinone-english.com/)のような参考書で文法を固めてから良質な英文を多読することです。TIME誌の子ども版であるTIMEFORKIDSの過去記事(http://www.timeforkids.com/TFK/teachers/archive/wr/archive/0,28016,,00.html )をすらすら読めれば英検準1級程度の英語は完璧といってよいでしょうし、やさしく書き直した過去記事(http://www.timeforkids.com/TFK/teachers/archive/ns/archive/0,28016,,00.html)がすらすら読めれば英検2級レベルの英語は完璧といっていいと思います。
TIMEFORKIDSの長所は、ネイティブが日本人読者を一切意識せずに書いていることに加えて、どの記事も具体的であることです。具体的な記事を読み進んでいくと力がつきます。
わからない単語があったら、英和辞典ではなく英英辞典を使って読み、その都度、英語の定義の意味するところを考えることです。英英辞典が使いこなせるようになると、英語センスが大幅に向上します。
先生の英検1級までの道のりをぜひ次の書籍にしてください!