ある動画を見ていたら,プロゴルファーもプロの歌手も「英会話ができない」という理由でアメリカで活躍できないと話されていた。これを見てどうしてゴルフなどで韓国人が多く活躍しているのか合点した。それはそうとして、TBSの番組で「英語を話せる人」がやたらと多いのは?と思ってしまった。
もうそろそろ「英語が話ない」英語教育はアメリカの占領政策であり、それをそのまま受け入れた文科省の指導要綱による英語教育にあることを知るべきだ。英語を話せないし話す必要もない文部官僚が作り、英語を話せないし話す必要もない英語教師(塾や予備校を含む)が英語を教えている、これが元凶なのだ。文科省はこの政策によって文科省補助金利権の温床となっていることに気づくべきだ。
「英語ほど簡単な言葉はない」と「ひとまとまりの行為・状態論」
いよいよ、STEP2の「オウム返し英会話学習法」も後5回を残すことになった。
表現展開は、「まとめ」の段階に入ってきたということだ。
しかしコマーシャルを見ていたら、最近はやたらと「いつでもどこでもタブレットやスマホで学習できる」などが強調されている。しかしそれらの最新の武器を使ったところで、中身が問題だ。昔、カセットで英会話の学習をとったものがあった。これで何度も聞いていたら『英会話はペラペラとの宣伝があった。昨日はセンター試験で『リスニングテストがあった」などと報道されていた。しかしそのセンター試験で高得点でバスした高級官僚が英語を話せない。どんな冗談かと私は思っている。
今回は、当オンライン講座主教材「オウム返し英会話学習法」の記事を引用する。ちなみに、これらはP.206からP.208に述べているものだ。ただし、一部加筆したものがある。
willは、「〜するつもりです」と意志を表す場合、単純に未来を表す場合、そして相手に「依頼」の意味を表す場合があります。【オウム返し No. 82】の会話では、意志を表しています。
(依頼を表す場合)
Will you (please) be back soon? すぐに戻ってくれませんか?
Won't you (please) be back soon? すぐに戻ってくれませんか?
(単純に未来を表す場合)
How old will you be next month? 来月で何才になるの?
I will be twenty-one years old. 来月で21才になります
willだけではなく、canやmustやmayなども未来的なイメージで使われます。教育文法ではこれらを助動詞と呼ばれていますが、いずれにしても原形で始まる動詞フレーズを導くことに注目してください。
Can you be back soon?
あなた、すぐに戻れますか?
Yes, I can (be back). / No, I can't (be back).
はい、戻れます/ いいえ、戻れません
Shall I be back soon?
私、すぐに戻りましょうか?
Yes, please. / No, thank you.
はい、すぐに戻ってください/ いいえ、結構です
Must I be back soon?
私、すぐに戻らなければならないか?
Yes, you must (be back soon)./ No, you don't have to (be back soon).
はい、そうしなければならない / いいえ、そうする必要はない
Should I be back soon?
私、すぐに戻るべきですか?
Yes, you should (be back soon). / No, you shouldn't (be back soon).
はい、そうするべきです / いいえ、そうするべきではない
Had I better be back soon?
私、すぐに戻った方がいいですか?
Yes, you had better (be back soon).
No, you had better not (be back soon).
はい、そうした方がいい / いいえ、そうしない方がいい
他の例もあげておきましょう。
She may be back soon. 彼女、すぐに戻る知れない
She may not be back soon. 彼女、すぐに戻らないかもしれない
She can be back soon. 彼女、すぐに戻るはずだ
She can't be back soon. 彼女、すぐに戻るはずがない
ここで、提案がある。以上にとりあげた表現展開はbe動詞系列の運用だった。
それを以下の一般動詞系列の運用に転換したらどうなるか、ということだ。
言うまでもないが、いずれにしても原形で始まる動詞フレーズを導くことに注目。
何のことはない。be backがget backに変わっただけだということを確認して欲しい。
さらに確認して欲しいのは、助動詞(情緒動詞)のファンクションフレーズと異なり、以下のようなファンクションフレーズは時制変化や情緒表現と結びついて情報豊かな表現ができることだ。具体的に言えば、willをbe going toに、あるいはcanをbe able toを使って表現にしたら、過去など時制変化もできるということだ。ただし、これについては、STEP3の主教材「イメトレ英語学習法」で学習することになる。ちなみに、以下にfail toとmanage toをとりあげている。
I am going to get back soon.
I am able to get back soon.
I am sure to get back soon.
I am supposed to get back soon.
I am ready to get back soon.
You have to get back soon.
I want to get back soon.
I failed to get back soon. 戻れなかった、戻ることに失敗した
I couldn't manage to get back soon.
私はなんとかして戻ろうとしたが、できなかった
get back soon すぐに戻る「到達」
go back soon すぐに行く 「進行」
come back soon すぐに戻る 「出現」
have it back それを返す「付帯状況」
give it back soon それを返す「与える」
call back later 電話をかけ直す
kick it back それを蹴り返す、キックバックする
pay back the money 金を返済する
今回の【今日の学習】に移ろう。
Chapter 2 「未来のこと」を表現する
言うまでなく、英語にはbe動詞系列と一般動詞系列の二つがある。そしてそれらの表現の枠組とその運用は異なったものとなっている。
まず以下の「テーブル」を見ていただきたい。
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル
助動詞can
be動詞は「存在」を表し、それに結びつく補語フレーズは7つのパターンがあることは、すでに当オンライン講座の第1ステップでそのトレーニングも終えているのでここでは述べない。
その運用、つまり文の生産は基本的にこのファンクションフレーズによってなされる。ただし、be動詞系列の表現では原形のbeが使われることに注意が必要だ。
She can be looking forward to meeting you.
彼女、あなたに会えるのを楽しみにし続けているはずよ
「味の素」のコマーシャルではないが。
She can be eating well and living well
彼女、上手に食べ、快適な生活し続けているはずよ
一方、一般動詞系列の運用も、このファンクションフレーズによって行われる。
She can look forward to meeting you.
彼女、(これから)あなたに会えるのを楽しみにするはずよ
She can eat well and live well
彼女、(それから)上手に食べ、快適な生活をするはずよ
英語発想に身を置き、自分で作りあげた英文であるからこそ、定着・蓄積することになるのだ。さらにみずからの声による作業は何より代え難いと言えるだろう。
日本以外の英語教育ではこれらのほとんどは中学3年間か、ハイスクールの前半で身につけてしまうことだ。
英語発想に身を置き、自分で作りあげた英文であるからこそ、定着・蓄積することになるのだ。さらにみずからの声による作業は何より代え難いと言えるだろう。
【今日の学習】
Chapter 3 「未来のこと」を表現する
Section 1 「未来のこと」をbe動詞でこれだけ表現できる
【オウム返し No.82】「あなた、いつ戻って来るつもりなの?」
「7時頃に戻って来るつもりよ」
【オウム返し No.83】「あなた、将来何になるつもりなの?」
「警察官になるつもりだよ」
Section 2 「未来のこと」を一般動詞でこれだけ表現できる
【オウム返し No.84】「あなた、何を飲みますか?」「何か熱い物を飲みます」
【オウム返し No.85】「あなた、どこに行くつもりなの?」「銀行に行くつもりよ」
【オウム返し No.86】「あなた明日、何をするつもりなの?」
「明日、パンケーキを作るつもりよ」
当講座主教材「オウム返し英会話学習法」には100のオウム返しトレーニングには【情報ボックス】欄が置かれている。これは以下のようなフレーズをとりあげている。具体的な英文生産のためだ。
受講生の方は、主教材「オウム返し英会話学習法」のP.176をご覧ください。
参考に未来形で使われるフレーズをあげておきます。
soon まもなく right now 今すぐに
tomorrow 明日 the day after tomorrow あさって
tomorrow morning 明日の朝 tomorrow evening 明日の夜
next Sunday 来週の日曜日 next Sunday 来週の日曜日
next week 来週 next month 来月
next year 来年 next January 来年の一月
next spring 来年の春 in the future 将来
【筋肉増強コーナー】
当講座受講されている方は、 副教材「話すためのたったこれだけ英文法」をお読み下さい。
私は以下の教材をいつでも閲覧できるように、私の使っているFire foxのブックマークに入れて使っている。もちろんこれはブログの記事を作るため、あるいは当オンライン講座を受講している方へのサポートするためだ。以下は、U-Tubeにあげている教材紹介動画だ。ぜひ参考にしていただきたい。
○当講座 主教材「九九のように覚える英会話」PDF
○当講座 主教材「オウム返し英会話学習法」PDF
○当講座 主教材「イメトレ英語学習法」PDF
○当講座 副教材「話すためのたったこれだけ英文法」PDF
○当講座 副教材「一週間で頭にしみ込むイディオム」PDF
○参考教材「日常英会話必須基本16動詞」HTML版
○参考教材「ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞」HTML版
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