私のブログで何度も参議院議員の青山繁晴氏の「英語力」について述べたことがある。彼は留学経験もなく,英会話学校に通ったことがないと言う。そして私たちと異なるのは,彼が中学,高校の6年間をミッションスクールで学んだことだと。 あるネット番組で、彼はBe sientific.と板書したことがあった。 つまり「科学的であること」とについて述べたときのことた。 私はこれを見て、私たちの多くが文科省の指導要綱で育ってきたものと極端にことなることを実感したのだ。 簡単に言えば,言葉としての英語はネイティブにとっては、幼いときから私の言う「原形動詞フレーズ」で英語を身につけてきたのだ。 Be careful. 注意しなさい Be a good boy. 大人しくしなさい Be quiet. 静かにしなさい Be kind. 親切にしなさい Don't be noisy. 騒がないで Be home. 家にいなさい Be here. ここにいなさい ちなみに、以上にあげたbe動詞の命令表現は、なぜか中2年で登場することになっている。 なぜなら、これらの日本語訳に注目していただきたい。be動詞の意味を「です。いる」と中1年のころから馬鹿みたいに教えいるからだ。 be動詞の本質的な意味を教えていたら、そんな問題は起こらないと私は思う。 Be hone!(家にいなさい)の表現展開をとりあげているが、この動画では以下のような展開をとりあげている。 それについての詳しい説明は次回に述べたと思っている。
今回まで,PART3 ネイティブの子どもは どのようにして表現を拡大するか? ~5つの動詞フレーズを使って~について述べてきた。一言に言うと,●単に動詞の変化だけで生きた英語が見えてこないということだ。 つまり(1)原形動詞フレーズ、(2)ing形動詞フレーズ、(3)ed形動詞フレーズをどのように使うかとうことだ。 We don't light it up. それをライトアップしていない We didn't light it up. それをライトアップしなかった We willlight it up. それをライトアップするつもり We can light it up. それをライトアップできる We are going tolight it up. それをライトアップする予定 We have to light it up. それをライトアップしなければ We want to light it up. それをライトアップしたい We want you tolight it up. それをライトアップしてもらいたい We are going tolight it up. それをライトアップする予定 We arelighting it up. それをライトアップしている We saw them lighting it up. それをライトアップしているを見た We finished lighting it up. それをライトアップするのをやめた
[4]前置詞とing形動詞フレーズとの結びつき ●単に名詞ではなく、動的な表現をするために your kindnessは「あなたの親切さ」という意味で、名詞を使った表現 だ。一方下の文は、「この前の金曜日に来たこと」と動詞のフレーズを 使った表現となっている。動的なことは動詞からの造語を使って表現す る。これが英語の発想だ。 Thank you for your kindness. ご親切にしていただきありがとう Thank you for coming last Friday. この前の金曜日に来てくださってありがとう
このように、ing形動詞フレーズが、前置詞 (at, of, like, about, for などの目的語となることがある。指摘するまでもないが、ここでも「ミル クを飲んでいること」「ミルクを飲みながらのこと」、といったひ「とまとまりの状態」を表す。 I leel like lighting it up. 私は感じる それをライトアップすることを → 私はそれをライトアップしてみたい気がします A: Lighting it up! それをライトアップしなさい! B: Sorry. we don't feel like lighting it up. すみません、それをライトアップし気になりません
前置詞の toはほとんど、原形動詞フレーズを導くが(不定詞)、look forward toのように例外的にing形動詞フレーズを導く場合がある。 これは「~しながらのことを期待する」という意味だ。 原形動詞フレーズが「ひとまとまりの行為や状態」を表すということから「一部始終の行為や状態」を表し、一方ing形動詞フレーズではあく までも「~しながらの状態」といった断片的な継続状態を表す。 ●動詞フレーズは変化はたった5つ! 【一般動詞フレーズ5段活用】 light it up 「それをライトアップする」 ============================= (1)light(s) it up 現在形動詞フレーズ ※現在形の肯定形のみで使われる。 (2)lighted it up 過去形動詞フレーズ ※過去形の肯定形のみで使われる。 (3) light it up 原形動詞フレーズ ※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。 (4)lighting it up ing形動詞フレーズ ※進行形や動名詞で使われる。 (5)lighted it up ed形動詞フレーズ ※完了形で使われる。 =============================
【これが国際標準の英会話学習法だ!】 [英会話発想トレーニング 表現の枠組み] [基本4時制の展開] be動詞系列の展開 [1] 現在形動詞フレーズ (現在の事実・習慣を表す) ※現在進行形 I'm looking forward toseeing you. 私は、(今)あなたにお会いできるのを楽しみにしています [2] 過去形動詞フレーズ (過去の一時点の行為) ※過去進行形 I was looking forward to seeing you. 私は、(その時)あなたにお会いできるのを楽しみにしていました [3] 原形動詞フレーズ (頭に思い浮かべたひとまとまりの行為) ※未来進行形 I will be looking forward to seeing you. 私は、(これから)あなたにお会いできるのを楽しみにし続けます [4] ing形動詞フレーズ (頭に思い思い浮かべた継続的な行為) 無し [5] ed形動詞フレーズ (頭に思い浮かべた過去の行為) ※現在完了進行形 経験用法 I have been looking forward toseeing you. 私は、これまでずっとあなたにお会いできるのを楽しみにしてきました 【今日の学習】 ネイティブの子どもは どのようにして表現を拡大するか? ~5つの動詞フレーズを使って~ 動詞フレーズを使いこなす 1 ●単に動詞の変化だけで生きた英語が見えてこない CHAPTER0 動詞フレーズを使いこなす CHAPTER2 ing形動詞フレーズを使いこなす ネイティブは進行形や動名詞をどうとらえているか?
「イメトレ英語学習法」での、ネイティブによる音声はまず動詞フレーズを読み上げ、次に完成文を読みあげている. 例 seeing you →I'm looking forward to seeing you.
【イメトレNo.56】 ing形動詞フレーズを導くファンクションフレーズ(4) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1) 私たちをお仲間に入れてくださってありがとう (2) I thank you forinviting me to dinner. 私は、私を夕食に招待してくださったことに感謝します (3) 私は、散歩したい気がします (4) 私は泣きたい気がします (5) 私は、コーヒーを一杯飲みたい気がします (6) 私は、勝つ自信があります (7) 私は、どんな人にも話す気がしません (8) 私は、自動車事故を起こすのが怖いです (9) I was afraid of being scolded. 私は、しかられるのが怖かった (10) 彼女は、何も言わないで微笑んでいたものです ※ (9)のbeing scoldedは受身形のing形だ。 (am, are, is) scolded, (was, were) scolded, be scolded, being scolded, been scolded (11) 私は、あなたからの便りを楽しみに待っています (12) I'm looking forward to seeing you. 私は、あなたにお会いできるのを楽しみに待っています (13) 泳ぎに行きませんか? (14) 休憩しませんか? (15) ここにちょっと寄って、お茶でも飲んでいきませんか? (16) 彼女は、中国料理が上手です (17) 彼女は、ものを修理するのが得意ですか? (18) 彼は、自分を売り込むのが下手です (19) 彼女は、泣かずにはいられなかった (20) 私たちは、会議中は禁煙にせざるを得ません ※ from は「起点」を表し、たとえば(19)では、「泣きながらのこと」から「自分自身 を保つことができなかった」ということ。
[英会話発想トレーニング 表現の枠組み] (現在進行形) ※現在の継続的な状態 (1) 私、(今)待ってるよ → I am waiting. (2) 私、(今)待ってないよ → I'm not waiting. (3) あなた、(今)待ってるの? → Are youwaiting? (4) あなた、(今)待ってないの? → Aren't youwaiting? (5) あなた、(今)何を待ってるの? → What are you waiting?
(現在進行形) ※過去の継続的な状態 (1) 私、(その時)待ってたよ → I was waiting. (2) 私、(その時)待っていなかったよ → I wasn't waiting. (3) あなた、(その時)待ってたの? → Were youwaiting? (4) あなた、(その時)待っていなかったの? → Weren't youwaiting? (5) あなた、(その時)何を待ってたの? → What were you waiting?
(未来進行形) ※未来の継続的な状態 (1) 私、(これから)待ち続けるよ、つもりよ → I'll bewaiting. (2) 私、(これから)待ち続けるつもりはないよ → I won't bewaiting. (3) あなた、(これから)待ち続けるつもりなの? → Will you bewaiting? (4) あなた、(これから)待ち続けるつもりはないの? → Won't you bewaiting? (5) あなた、(これから)何を待ち続けてるの? → What will you bewaiting?
(現在完了進行形) ※過去を背負った継続的な状態 (1) 私、(ずっと)待ち続けてたよ → I have beenwaiting. (2) 私、(ずっと)待ち続けてなかったよ → I haven't beenwaiting. (3) あなた、(ずっと)待ち続けていたの? → Have youbeenwaiting? (4) あなた、(ずっと)待ち続けていなかったの? → Haven't youbeenwaiting? (5) あなた、(ずっと)何を待ち続けてたの? → What have you beenwaiting?
第1節 名詞の働きとはこんなこと 【チャート】 〜冠詞次第でこれだけ意味が変わる〜 [1] a, anは「とあるひとつの個性」を表す ●WORD BUILDING [1] 動詞から名詞を作る [2] 無冠詞は人格・本質・物の効用を表す [3] 名詞の複数の表現 [4] 定冠詞theと不定冠詞a,anはまったく別物
[1] a, anは「とあるひとつの個性」を表す [1-3] 一定の動詞にaをつけて「ひとまとまりの行為」を表現するもの 以下にあげたのは、haveやtakeなど基本的な動詞とa walk, a look, a dreamなどaをつけて「ひとまとまりの行為」を名詞として表現する例です。このような表現は、生の英会話で多用され、「英語を話す」には欠かせない表現です。
日本語の発想では、「散歩する」「見る」など動詞の単独表現をしてしまいがちですが、これはいわば動作を強調する表現となり、しかも過去形や進行形などに変化させて表現する場合に動詞の変化が複雑なものとなります。 I walk every day. I walked yesterday. I am walking now.
一方、以下のような表現は限られた動詞=「よく働く動詞」を使うので動詞変化も簡単なものとなり、しかも英語らしい表現となります。 I have a walk every day. I had a walk yesterday. I am having a walk now.
日本の英語教育は、日本語の動詞と英語の動詞が一対一に対応しているように教え、それを暗記させようとしますが、会話場面では。例えば、同じlookを以下のように「よく働く動詞」を使い分けることもあります。 Have a look! 見てよ! Take a look! ちょっと見てよ! Give a long look! じっと見てよ!
(一定の行為を持つ) 全16フレーズ have a walk 散歩する have a look 見る have a dream 夢を見る have a rest 休憩する have a bath 風呂に入る have a fight 喧嘩する have a chat おしゃべりをする have a cold 風邪をひいている 略
(一定の行為にとりかかる) 全18フレーズ take a bath 入浴する take a break ひと休みする take a rest 休憩する take a shower シャワーを浴びる take a breath 呼吸をする take a look ちょっと見る 略
(一定の行為を得る) 全11フレーズ get a drink 一杯飲む get a blow 殴られる get a taste 味あう get a scold 叱られる 略
(一定の行為を与える) 全18フレーズ give a lecture 講義する give a cough 咳をする give a sigh ため息をつく give a cry 叫び声をあげる give a yarn あくびをする give a kiss キスをする 略
(一定の行為を現実化させる) 全27フレーズ make a change 変更する make a plan 計画を立てる make a promise 約束する make an excuse 言い訳する make an inquiry 問い合わせをする make a mistake 間違いをする 略 ●WORD BUILDING [1] 動詞から名詞を作る (-erをつけるもの) speak → speaker dance → dancer 話す 踊る drink → drinker keep → keeper 飲む 保つ paint → painter sing → singer 描く 歌う eat → eater talk → talker 食べる 話す 略
一方、日本の英会話学習は、まったく異なっている。典型的なのは日本人の先生が五文型を始めとする「教育文法」を教え、これにちなんだ例文をとりあげる。例えば、「わたしは、買い物に行きたいです」は、動詞wantがto不定詞を目的語にとった構文であり、「行きたい」はwant to goである。そしてネイティブスビーカーがその文例を読み上げ、生徒達は I want to go shopping.と声を揃える。英会話学習において、日本人に大きく欠けているのは動詞フレーズや補語フレーズを元にして英文を生産する作業だ。
[英会話発想トレーニング 表現の枠組み] (1)[基本4時制の展開](現在形) 現在の事実 (1) 私は、(今、ふだん)パパと一緒に買い物に行きます →I go shopping with dad. (2)[基本4時制の展開](過去形) ※過去の事実 (1) 私は、(その時)パパと一緒に買い物に行きました →I went shopping with dad. (3)[基本4時制の展開](未来形・情緒氷原) ※未来の事実 (1) 私は、(これから)パパと一緒に買い物に行きます →I will go shopping with dad. (2) 私は、しばしばパパと一緒に買い物に行ったものです →I would often go shopping with dad. (3) 私は、パパと一緒に買い物に行きたいです →I want to go shopping with dad. (4) 私は、パパと一緒に買い物に行きたかった →I wanted to go shopping with dad. (4)[基本4時制の展開](現在進行形) ※現在の継続状態 (1) 私は、今パパと一緒に買い物に行こうとしています ※進行形 →I am going shopping with dad. (2) 私は、パパと一緒に買い物に行くのが好きです ※動名詞 →I am fond of going shopping with dad. (3) 私は、パパと一緒に買い物に行くのが好きです →I like going shopping with dad. (5)[基本4時制の展開](現在完了形) ※現在の付帯状況 (1) 私は、かつてパパと一緒に買い物に行ったことがあります →I have ever gone shopping with dad. (2) 私は、今まで一度もパパと一緒に買い物に行ったことがありません →I have never gone shopping with dad. (2) 私は、パパと一緒に買い物に行くべきではなかった ※高1配当 →I should not have gone shopping with dad.