円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

教学なき・・・

2007年04月02日 | 日記
このたび本願寺派第24代ご門主が「世のなか安穏なれ」(中央公論新社)という本を出版されたので今その本を読んでいます。まだ最初の部分しか読んでいませんが、現代の仏教がかかえる問題点など他人事ではないなと思わずにはいられません。また、なぜ中心公論新社なのか、ということもなんとなくわかるような。
「教学なき現場、現場なき教学」とある方の言葉を引用されていますが、もはや教だけが残るとされた末法の世さえ終わりかけているのでしょうか。そうならないためにも宗教、そして浄土真宗が果たすべき役割とは?
一般の書店に売ってますのでぜひ一読を!(私も地元の郊外型書店にて購入)
ということで本日の夜はさらに研鑽を積むため、N市E徳寺にて浄土真宗教義の中心となる聖典の教行信証の勉強会に行ってきますのでこれにて失礼。