遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

三好十郎「殺意(ストリップショウ)」01

2011-09-12 20:58:15 | 一人芝居
2011/9/11

青空文庫で発見。
一人芝居において、「女の一生モノ」というジャンルは、確実に存在するみたい。
思いつくままに挙げただけで、三谷幸喜「なにわバタフライ」、野田秀樹「売り言葉」、井上ひさし「化粧」、矢代静一「弥々」とそうそうたる作品たち。(半生も含む)
男の一生じゃダメなんだろうな。なんとなくわかる気がする。
紆余曲折、人生のメリハリが女性の方がクッキリ現われやすいんだろうか。
高級なナイトクラブの女性ダンサーによる一人語り。クラブの客に向かって話す演説型。
それで一人一役なので、一人芝居の構成としてとても単純な形。
引退するダンサーが最後に、自分の半生を話し出す。
戯曲段階で面白い。わざわざ芝居にする必要があるのかどうかという疑問が浮かぶ。
なんだか文学臭の漂う作品。

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