遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

末広陽子「私はチョウザメが食べたかった。」

2010-03-13 20:45:27 | 読書感想文
2010/3/13

「私はチョウザメが食べたかった。」を読む。
チョウザメにもキャビアにも縁のない人生を送ってきたし、興味があったことも一度もないのだが、タイトルにひかれて読み始める。なんてマイペースなタイトル。
普通、本を書くくらいだから、何か訴えたいことがあるはずなんだけど、このタイトルからそんな意図はまったく感じられない。だって独り言じゃないですか。これ。
おいしいチョウザメを食べたい筆者がいろいろ活動したという内容。もちろんチョウザメのトリビアも盛りだくさん。具体的には、チョウザメはサメの仲間ではなく、シーラカンスなど古代魚の仲間に近いとか、寿司にしたり軟骨のから揚げにするとうまかったとか、なんと日本でも養殖しているとか。
読んでいると、だんだん「なぜ自分がこの本を読んでいるのか」わからなくなってくる。おもしろい。でも人にはおすすめしない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | シェイクスピア 34/37 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書感想文」カテゴリの最新記事