遠藤雷太のうろうろブログ

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ジョージ・ミラー監督『マッドマックス:フュリオサ』

2024-06-13 14:41:09 | 映画を見てきた

2024/6/7

・文明崩壊後の世界、拉致された少女フィリオサが、支配者たちのもとで成長し、やがて故郷に帰ろうとする話。

・前作「怒りのデスロード」のフィリオサはひたすら凛々しく強い存在だった。

・逆にどんな半生を送ったらあんな感じになるのか、説得力を持って見せられるのか、期待半分不安半分。

・最初に出てきたフィリオサは、文明崩壊後とは思えない、かわいらしい普通の見た目の少女。

・いかにも危なそうな連中に近づき、いきなりならず者たちに拉致される。唐突にも思える。

・母親がフィリオサを助けるため、単身ならず者一派のアジトに乗り込む。迷いがなくて見ていて気持ちいい。自分の命の使い方も含めて合理的すぎる。

・敵のリーダーはディメントス。バイク三台を中世のチャリオット風に並べた乗り物を操る。運転しにくそう。

・のちのフィリオサを知っているので、この救出劇がどうなるかも大体わかる。つらい。

・一少女から戦士になるところが一番飛躍しているところだと思うけど、リクタス、おまえのせいだったのか。

・乱世の英雄でもあるイモータン・ジョーが調整役にならざるを得ない。ちょっと哀愁を感じてしまう。

・あのとき、相方のジャックを見捨てて帰っていれば故郷で何かできたのかもしれないなと思ったりはする。

・彼は作中とても重要な役割を果たすんだけど、前作のマックスと似たような役割で、印象に残らない。

・ディメンタスがほんとよく喋る。

・見た目からWWEのスーパースターみたいだし、マイクアピールも上手。最後はWWEどころかシェイクスピア俳優だった。喋ってる場合じゃないのによく喋る。

・基本的に言葉よりもアクションが重要な作品なので、そういう意味でも異質な悪役だった。

・マッドな世界だから仕方ないけど、ほんとに合理的なのかどうかわからない空中戦が派手でたのしい。

・ウォータンクの後ろ、ちゃんと使い道あったんだ。

・前作の「怒りのデスロード」はよく「行って帰ってくるだけの話」と言われていたけど、今回も行くと戻るの要素だけでここまで派手で面白い話になるのはやっぱりすごい。

・数え方にもよるけど、「怒りのデスロード」は彼女にとって三度目の正直だったんだなとわかる。

(6/6 21:00 ユナイテッドシネマ IMAX)


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