ちびまる子ちゃんという人気マンガがありますが、これは昭和の頃の子供たちを描いたものです。かく言う筆者もそうで、服装に気を使うようになったのは中学生になってからです。突然ですが、最近の子供ってものすごくおしゃれだと思いませんか？筆者が子供の頃は子供とおしゃれが結びつくような子はほとんどおらず、どうせ汚れるのだからとお下がりや安い服を着て学校に来ている子がほとんどでした。パーマやカットによっておしゃれな雰囲気を出しているものが中心ですが、中にはカラーリングで色を変えたり、ラインを入れる（坊主頭に線を入れるヘアスタイル。
EXILEのatsushiのようなヘアスタイルです）ものまであってびっくりしました。マンガの中では特異な存在として描かれていますが、今ではこの花輪君のような子供が普通なのかも知れません。中には自分の髪だけでなく、エクステンションをつけるものもあり、こうなると大人でもそこまで考えている人はいないのでは？と思ってしまいます。おしゃれな子供服がたくさん登場するようになったということは、同じだけヘアスタイルを気にする子供が増えたことを意味しています。
子供向けのヘアカタログもちゃんとあるので、早速そのヘアカタログを見てみました。子供のヘアスタイルと言っても限界があると思っていたら…これってまるで大人のヘアスタイルと全く同じではありませんか。これまではあまり意識しませんでしたが、今後は本当にこんなヘアカタログに登場するようなヘアスタイルの子供がいるのかどうか注意してみるようにします。何せ服装とヘアスタイルというのはファッションコーディネイトにおいて絶対に単独で考えられませんから。
確かに実写版のちびまる子ちゃんはヘアスタイルも服装も今見てみると違和感がありましたから、無意識のうちに今の子供のファッションやヘアスタイルに見慣れているということなのでしょう。マンガやアニメに登場する子供たちに混ざってお金持ちのボンボンである花輪君というキャラクターが登場します。子供服ブランドで知られるナルミヤはこの時代の流れに乗って急成長しました。おしゃれな親が増えた影響で、そのおしゃれを子供にもさせてあげたいと思うようになったことや、大人向けの市場が飽和しているアパレル産業などが子供服や子供のおしゃれ市場を開拓したことが関係していると言われているのですが、現在では子供服の市場がとてつもなく大きな市場に成長しています。
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