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園コミ

育児が趣味の公認会計士・税理士のブログです。
保育園の情報など子育て家庭に役立つことをご紹介しています。

保活レポート:保育ルームキューティー②

2012-04-11 | 保活レポート

前回、百々先生は、お母さんたちの味方になってあげたいという思いから保育園を開園されたというお話をしたが、その思いは、普段の保護者とのコミュニケーションの中での親身な姿勢にも表れている。

保護者の中には、子どもを保育園に預けることに後ろめたさを感じてしまう人もいるが、そういう方には、保育園に預けることの子どもにとってのプラスの面を丁寧に説明するそうだ。

保育園に通うことで子どもたちは様々なことを身に付ける。

社交性やコミュニケーション能力が高くなり、たくさんの子どもたちの前でも自分を出せるようになる、入園時にはあまり言葉が出てこなかった子どもでも、しばらくすればびっくりするほどおしゃべりできるようになるといったこともよくあることだ。

まだ何もできない小さい子なのに、という話も聞くが、そんなことはなく、例えば0歳の子だって名前を呼べば手を挙げたりできるようになる。

働きかけなければ成長できないのであって、小さい子の方がたくさんのことを吸収できる能力を持っているのだから、語りかけ、機会を与えることが非常に大事だということだ。

保育ルームキューティーでは、子どもたちが成長していることを保護者に感じてもらい、信頼を得ることを目指して日々の保育に取り組んでいる。

この子どもたちの成長を、保護者に感じてもらう一番の機会は、年に一度の親子参観だ。

年齢に応じてカスタネットやトライアングル、鈴などを使って一生懸命表現する姿を見て、保護者もとても喜んでくれるそうだ。

保護者の方に預けて良かったと言ってもらえることが励みになるし、子どもたちの成長が百々先生の誇りだと話してくださった。

今後も、子どもたちのためになることがあれば、どんどん保育に取り入れていくことを考えられている。

例えば、自由遊びとしている午後の時間の中にもグループ活動の時間を設定してみたり、自園調理を始めて、子どもたちの食に対する意識を高められるようにしてみたりといったことを考えられている。

なお、百々先生は調理師の免許をお持ちだが、いわゆる世間で言われている食育といわれるもののように、食を難しく捉えるのではなく、楽しくおいしく食べるということを大事にしたいという考えをお持ちだそうだ。

最後に、この保育園に子どもを預ける保護者に向けて、保育園に預けることで子どもにごめんねなんて絶対に言わないでほしい、自分たちは信頼を得るために精一杯頑張るので何も心配しないで任せてもらいたい、そう力強く仰ってくださった。

子を持つ親の味方として、子どもの成長を大事に考えてくれる、安心して子どもを任せることのできる先生だと思う。

 

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保活レポート:保育ルームキューティー①

2012-04-10 | 保活レポート

「保活レポート」第7回は、津田沼・前原の保育園「保育ルームキューティー」(http://www.net-will.co.jp/qt-kids/)の園長である百々牧子先生にお話を伺った。 

以前は会社役員として勤められていた百々先生であったが、自分はもっと別のことをやった方が価値を生み出せるのではないか、社会が必要としていることは何か、その中で自分ができることは何か、そんなことを考える中で、ご自身の3人の子どもを育てた経験を活かせる場として、保育園開園という道を選ばれたそうだ。

そして、自分の娘も含め、今のお母さんたちが子どもを預けたいと思えるような保育園を創り、お母さんたちの味方になってあげたい。

今の世代は子どもたちに手をかけてあげたいと思う親たちも増えていて、共働きではなかなか難しいけれども、可能であれば英会話学校や幼児教室にも通わせてあげたいと思っている親たちも少なくない。

そうであれば、せっかく長い時間を過ごす保育園の中で、自分たちのできる範囲ではあるけれども、これらの要素を取り入れたカリキュラムを提供していこう。

そう考えて取り組んでいらっしゃるのが、外国人講師による英会話レッスン、そしてフラッシュカードやドッツカード、百玉そろばんを使った右脳教育である。

まず、英会話だが、百々先生が特に大事だと考えているのは、とにかく英語を聞くこと。幼児期の子どもは耳で聞いたことをどんどん吸収していく能力を持っているので、ネイティブの発音を聞かせることを重視している。

お願いしている講師の方は、同年代の子どもをお持ちということもあって、子どもにも慣れていて、積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれるので、子どもたちにもとても慕われているそうだ。

それから、フラッシュカードだが、保育ルームキューティーには、食べ物、動物、生活道具、時計、国旗、四字熟語など、様々な種類のものが用意されている。

ポイントとなるのは、これらのカードを見せる時は、それぞれのグループごとに区切って、いったん間を置くこと。

そうすることで、子どもたちはグループごとの共通性について考え、他のグループとの比較を行い、分類して頭の中に入れていくことができる。

また、このようにたくさんのモノを目にすることで、日常生活の中で、「あ、あれ知っている」と思うことが増えるのも、とても意味があることだという。

そうやって知っているものがあることが興味につながり、学習意欲が沸いてくる、これは小学校以降にも役立つ効果だといえるだろう。

さらに、このような学習を毎日決まった時間に繰り返し行うことは、子どもたちの集中力を養い、規律正しい生活を行えるようになるという効果も期待できる。

実際、私がお伺いしている時も、散歩から帰ってきた子どもたちは、順番に手を洗い、イスに座ってお昼ご飯を食べて、他の子が食べ終わるまでは絵本を読みながら待ち、みんなでお昼寝の布団へと移動していた。

先生たちが厳しく叱りつけたりしなくても、こうした流れを自然に身に付けられるのは、子どもたちにとっても精神が落ち着き、気持ちのいいことだろうと思う。

単に物の名前やひらがなを覚えさせるといったことにとどまらない、幼児期の教育の奥深さを改めて感じることができた。

 

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保活レポート:ちびっこランド新検見川園

2012-03-30 | 保活レポート

「保活レポート」第6回は、新検見川の保育園「ちびっこランド新検見川園」(http://l-c-land.jp/index.html)の園長である西重誠先生にお話を伺った。 

ちびっこランド新検見川園は、JR総武線新検見川駅から近く、そして目の前に公園があるという恵まれた場所にある。

西重先生は、千葉フットボールクラブの会長もされていて、サッカーを通じて20年来子どもたちに接してきた方である。

保育とはもちろん違う面もあるが、根本は一緒だと感じているそうで、その経験は保育の中でも活かされている。

西重先生の信念は子どもの可能性はみな同じように広がっているということで、それぞれの子どもが持つ可能性を伸ばしてあげようと取り組んでいらっしゃるそうだ。

保育園に通う子供たちは千差万別で、早くから話せたり、おむつが取れたりといった違いはもちろんあるけれど、そんな外形的なことに捉われることなく、それぞれの子どもたちに応じた能力を引っ張り出してあげたい。

そのためには、あれこれと縛ったり押し付けたりするのではなくて、そっと手伝ってあげる、ヒントを与えてあげるというのが大事だと考えられている。

そうすることで、子どもたちは、それぞれの個性に応じて日々成長していく、その姿を見るのが一番の楽しみだそうだ。

もう一つ、西重先生が特に大事にされているのは、保護者とのコミュニケーションを密にすることだ。

西重先生自身、保護者には何でも話をするし、保育士の先生たちにも連絡帳やお迎えの時の会話を通じて、保育園がどのようなことをしているかを知ってもらい、安心してもらえるようにと伝えている。

こうしたコミュニケーションから生まれるアットホームな雰囲気は保護者の方にもとても喜んでもらっていて、感謝の手紙をもらうこともあったそうだ。

今後もこのアットホームな雰囲気を大事にしながら、様々なことに取り組んでいくことを考えられている。

その中には英語やリトミックといったことも含まれるが、何よりもまず優先して取り入れていきたいのが、地域のお年寄りとの交流だという。

地域のお年寄りの方が集まって、茶話会のような和やかな空気の中で子どもたちと交流する保育園、より一層あたたかい雰囲気を持った保育園が創られていくのが、とても楽しみである。

 

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保活レポート:森のおうちコッコロ②

2012-03-27 | 保活レポート

前回は、森のおうちコッコロの小児科との連携を活かした病時個室保育「おねんねルーム」について紹介したが、今回は日常の保育の側面を紹介していきたいと思う。

森のおうちコッコロの特徴は、少人数のアットホームな保育という点であり、あたたかい家庭的な雰囲気が大事にされている。

そして、まだ免疫がついていない子どもたちを特に守ってあげたいという思いもあって、月極は3歳までと年齢層を低めに設定している。

そのため、幼児教育としてこんなカリキュラムに取り組んでいるということよりは、生活に欠かせない基本的なことを身に付けるということが重視されている。

つまり、好き嫌いなく食べることや、決まった時間に寝起きすること、会話を大事に表情を豊かにすること、遊ぶときには思い切り体を動かして遊ぶこと、こういったことができるように、個々の生活を大切にしながら、子どもたちのやる気を引き出せるように取り組まれている。

なお、食ということに関していえば、給食は手作りのものを用意していて、離乳食は段階に応じて細かく作り分けることができるし、アレルギーを持っている子どもに対しても、できる限りみんなが食べているものに近いものを出してあげられるように対応することができる。

また、行事については、大がかりな運動会といったことはできないが、年に1度親子交流会を行い、障害物や体操をやって体を動かしたり、保護者同士のコミュニケーションを図る場を提供しているほか、節分の豆まきやクリスマスなど季節の行事も行っている。

そして、ハロウィンパーティでは、子どもたちも先生たちも仮装して、ディズニーランドのように曲をかけながら、近くを行列するそうだ。

地域の方たちから「かわいいね」と声を掛けてもらえて、子どもたちもとても喜んでいるという。

今後も、このように地域に愛される保育園として、家庭で育てているようなあたたかさと、小児科との連携による安心感を提供していくことを目指していくそうだ。

藤平先生は、森のおうちコッコロの施設長になる前から保育士としての経験をお持ちの方だが、子どもたちの目覚ましく成長する姿に、今でも日々驚かされるそうだ。

子どもの成長のことなので、必ずしも大人の思うように進むというものではないが、そんな悩みよりも、嬉しい発見の方がずっと大きくて、大変だと思うようなことはほとんどないと仰ってくださった。

こんな藤平先生の明るく前向きな性格が、子どもたちにも元気と安心感を与えてくれているのだと思う。

 

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保活レポート:森のおうちコッコロ①

2012-03-26 | 保活レポート

「保活レポート」第5回は、土気の保育園「森のおうちコッコロ」(http://kodomonomori.biz/coccolo/index1.html)の施設長である藤平博美先生にお話を伺った。 

森のおうちコッコロは、5年ほど前に、藤平先生のお母様である小児科医の宇田川先生によって、クリニックと併設する形で開園された。

宇田川先生は、子どもが大好きで、子どもたちの笑顔のためにと、ずっと小児科医を続けられている方で、地域密着型の小児科を作りたいという夢を持っていらっしゃったそうだ。

また、自らも3人のお子さんを育ててきて、その子育ての過程の中で、周囲の多くの人に支えられてきたという感謝の気持ちがとても大きかったという。

藤平先生自身も子どもの頃、宇田川先生が当直の時には、病院に連れられて看護師さんや他の医師の方から声を掛けてもらいながら過ごしたり、医局で寝かせてもらったりしたそうだ。

悪戦苦闘の中でこなしてきた子育ての経験を踏まえて、女性が仕事と子育てを両立させる大変さを少しでも和らげ、もっと胸を張って子育てをしながらでも安心して働ける環境を作りたい、そんな思いが現在の小児科との連携が取れた保育ルームという形につながったということだ。

小児科との連携という特徴、これを存分に活かしたシステムが病時個室保育「おねんねルーム」である。

この「おねんねルーム」というシステムだが、森のおうちコッコロは病児保育をやっているわけではないので、病気になった時だけに利用するというものではなく、普段から通っている子どもたちが熱を出してしまったり、風邪をひいてしまったりした時(インフルエンザ等、感染力が強い病気の時は除く)に利用するものとなっている。

そのため、病児保育のように、いつもとは違う環境で、慣れない先生に様子を見てもらうのではなく、いつもの先生がそばにいてくれているという安心感の中で、個室で静かに過ごすことができる。

そして、希望に応じて1階の小児科での診察を受けることもでき、医師の指示に従って薬も飲ませてくれるので、子どもが熱を出したからといって、慌てて保育園に迎えに行ってバタバタと病院に連れて行ったり、病児保育に預けに行ったりしなくてすみ、子どもの負担も少なくてすむ。

また、おねんねルームというシステムに限らず、小児科と保育ルームとは密にコミュニケーションが図られていて、子どもの様子について気になるようなことがあれば、すぐに院長や看護師の方に相談できたり、あるいは、予防接種の時に保護者が仕事を休まなくても、委任状があれば保育士の方に付き添いをお願いしたりすることもできる。

小児科と保育ルームの連携が取れた、子どもたちの健康を守ってくれる施設、子育て家庭にとって、とても心強い味方だと思う。

 

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