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保活レポート:保育ルームキューティー①

2012-04-10 | 保活レポート

「保活レポート」第7回は、津田沼・前原の保育園「保育ルームキューティー」(http://www.net-will.co.jp/qt-kids/)の園長である百々牧子先生にお話を伺った。 

以前は会社役員として勤められていた百々先生であったが、自分はもっと別のことをやった方が価値を生み出せるのではないか、社会が必要としていることは何か、その中で自分ができることは何か、そんなことを考える中で、ご自身の3人の子どもを育てた経験を活かせる場として、保育園開園という道を選ばれたそうだ。

そして、自分の娘も含め、今のお母さんたちが子どもを預けたいと思えるような保育園を創り、お母さんたちの味方になってあげたい。

今の世代は子どもたちに手をかけてあげたいと思う親たちも増えていて、共働きではなかなか難しいけれども、可能であれば英会話学校や幼児教室にも通わせてあげたいと思っている親たちも少なくない。

そうであれば、せっかく長い時間を過ごす保育園の中で、自分たちのできる範囲ではあるけれども、これらの要素を取り入れたカリキュラムを提供していこう。

そう考えて取り組んでいらっしゃるのが、外国人講師による英会話レッスン、そしてフラッシュカードやドッツカード、百玉そろばんを使った右脳教育である。

まず、英会話だが、百々先生が特に大事だと考えているのは、とにかく英語を聞くこと。幼児期の子どもは耳で聞いたことをどんどん吸収していく能力を持っているので、ネイティブの発音を聞かせることを重視している。

お願いしている講師の方は、同年代の子どもをお持ちということもあって、子どもにも慣れていて、積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれるので、子どもたちにもとても慕われているそうだ。

それから、フラッシュカードだが、保育ルームキューティーには、食べ物、動物、生活道具、時計、国旗、四字熟語など、様々な種類のものが用意されている。

ポイントとなるのは、これらのカードを見せる時は、それぞれのグループごとに区切って、いったん間を置くこと。

そうすることで、子どもたちはグループごとの共通性について考え、他のグループとの比較を行い、分類して頭の中に入れていくことができる。

また、このようにたくさんのモノを目にすることで、日常生活の中で、「あ、あれ知っている」と思うことが増えるのも、とても意味があることだという。

そうやって知っているものがあることが興味につながり、学習意欲が沸いてくる、これは小学校以降にも役立つ効果だといえるだろう。

さらに、このような学習を毎日決まった時間に繰り返し行うことは、子どもたちの集中力を養い、規律正しい生活を行えるようになるという効果も期待できる。

実際、私がお伺いしている時も、散歩から帰ってきた子どもたちは、順番に手を洗い、イスに座ってお昼ご飯を食べて、他の子が食べ終わるまでは絵本を読みながら待ち、みんなでお昼寝の布団へと移動していた。

先生たちが厳しく叱りつけたりしなくても、こうした流れを自然に身に付けられるのは、子どもたちにとっても精神が落ち着き、気持ちのいいことだろうと思う。

単に物の名前やひらがなを覚えさせるといったことにとどまらない、幼児期の教育の奥深さを改めて感じることができた。

 

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