えみち in East Lansing, Michigan

Michigan State U. 大学院生えみちの怒濤の日々。(読逃&アドレスを第三者に教える事はご遠慮下さいませ)

媒体研究&「いつも美空」

2006年09月23日 | 広報
広報の仕事で大切なことのひとつが媒体研究
新聞、雑誌、テレビ、ラジオのそれぞれについて
個々の媒体(朝日新聞、とかTokyo Walker、とか)に
ブレイクダウンしていってどんな内容を扱っているのか、
とある事柄についてのスタンスはどうなのか、
メインターゲットに誰を想定しているのか、
どんな切り口を好むのか、、などなどを
把握すべく広報担当者は日々これらに接しています。(多分ね)
そうして自分達がPRしたいことがどの媒体の、
具体的にはどのコーナー/番組/雑誌のどこに合致するのか、
そこにアプローチするにはどうしたらいいのか、
という作戦につながっていくわけです。
自分が不慣れな分野のターゲットにアプローチする場合は
図書館に通ってバックナンバーに一気に目を通し、
その雑誌の性格を把握したりしてました。

この前のPR Planningのサマリーを作る時に、
私はターゲットメディアの調査を担当したのですが、
アメリカの雑誌についての知識は全然ないので、
「全米雑誌一覧」みたいなものないかしらん?と
図書館でライブラリアンに相談しました。
なかなかわかってもらえず、
苦労してやっと見つけてくれた資料は
ただ発行部数と会社の所在地が書いてあるだけ。
これじゃどんな読者層なのかわからない、、、
それにとても分厚いので全部見てられません。
ライブラリアンと別れた後自力で探して
また違うものを見つけたのだけど、
それは出版社の広告が入ったりしているので
客観性に難アリだと判断。

やっぱりその分野の人に聞こうとオフィスアワーに
M教授を訪ねて質問してみました。
M教授「どの雑誌の読者層を知りたいの?」
え「いえ、特定の雑誌ではなくて逆にとある読者層に
リーチするためにどの雑誌がふさわしいか調べたいのです。」
M教授「そうねぇ。。」
と言って何やらネットでいろいろ調べだす。
M教授「この雑誌なんかどう?あとはこれ。。」

・・・・・

やっぱり雑誌一覧というのはないのだろうか?
日本だったらありますよね、、、
広告主向けなんだろうと思うけど雑誌の特性をまとめたもの。
それにPR手帳に大雑把な分類がまとまってるし。
アメリカだと雑誌の量が多すぎてまとめられないのだろうか。
日本にはそういうハンドブックがあるんですよ」
と教授に伝えておいた。

じゃアメリカのPRのプロは一体、
自分が詳しくない分野の雑誌にアプローチする時、
どうやってターゲットメディアを絞るのだろうか?
教授は実務経験がないからわかんないだけかなあ、、、??
今度違う人にまた聞いてみようと思います。

結局教授に教えてもらったサイトで調べた後、
自分でも違うサイトを使って調べました。
サイト上の説明文からしか判断しておらず、
実際に自分の目で雑誌の内容を確認したわけではないので、
可能性のあるものは全部ピックアップしたら
何だかすごい数になってしまいました。
多分もっと精査できると思うのだけど、
その為には実際にこれらの雑誌に目を通すことです。
日本にいる時はあまり苦もなくやっていたことだけど
英語になるとやっぱり苦痛だなぁ。。
余分なリーディングが増えるようなもんだもんね。。

これも一種の媒体研究?ってことで。。。
締め切りが3つも重なったこの週末。
そういう時に限って余計なことしちゃうのは
こっちに来てからも全然変わらず。。
今日はこの前キョンミンが貸してくれた
マンガ「いつも美空」全5巻を一気に読んでしまった。。
(キョンミンは今年の夏研究のために日本に滞在していたので
日本語が少しわかるのです。このマンガも日本語でした。)
あのあだち充の学園モノです。
ストーリー的にはかなり中途半端だったのだけど
久しぶりに読む学園モノはイイですね。。
何だか甘酸っぱい気持ちになってしまいました

全5巻なんだけど5巻分の表紙絵がネットでは見つからず。。
これは1巻と3巻のイラストです。
あだちセンセの描く女の子はかわいいですよね~。
皆同じ顔で見分けがつかないけども。


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