えみち in East Lansing, Michigan

Michigan State U. 大学院生えみちの怒濤の日々。(読逃&アドレスを第三者に教える事はご遠慮下さいませ)

大学院生的図書館活用術

2007年01月26日 | 大学院授業
今学期は先学期と要求されるものが全然違う。
前にも書いたけど、Researchばっかり
Researchっていうのはアンケートとって統計出して、、
っていうのもあるし(Primary Researchという)、
既に発表されている過去の事例を拾って
その上に立脚した新しい視点を展開する、
っていうのもあります(Secondary Research)。

で、最近苦しんでいるのがこのSecondary Research
数字を扱わない分楽だと思っていたが大間違いだった。
以下、その流れ。
スタート:何か仮説を立てる
ゴール:その仮説を過去の研究を使って立証していく
1)その仮説をサポートする研究が過去になされているかを調べる。
キーワード検索で関連論文を図書館のDBで徹底的に調べる
これが大分時間がかかる。
調べ物好きを公言するワタシですら音をあげる。
2)それっぽいものを見つけたら読み込んで
本当に自分の仮説とフィットするかどうかを見る。
これまた時間がかかる。
読んでみて初めて全然使えないことがわかるとヘナヘナと力が抜けるよ。。
見つかればまだいい方で、全然見つからないことも多い。
3)そうしてピックアップしたもののサマリを作り、
本文の中に入れ込む。
4)本文はアカデミックフォーマットで仕上げる

ただ与えられたReading Assignmentを読むだけってのは
何て楽だったんだ!と今にして悟る。
そしてそして、このアカデミックなフォーマットってヤツが!
10年学生から離れていた身には苦痛でしょうがありません。
プレスリリースと同じでフォーマットを覚えちゃえば
後は書けるようになると思うんだけどね。。

というわけで最近は論文検索ばかりしています。
図書館がいろんなDBと契約をしているので、
MSUの学生IDでログインすればそれらの高価なDBが使い放題
今ってすごいのね、ほとんどの過去の論文が
PDFになってネットにアップされてるから
そのままDLしたりプリントアウトしたりして
自宅にいながらすぐにお目当ての論文がゲットできる。

でもさすがに40年近く前のものはムリだったようで。。
それは物理的に入手することにしました。
Call Numberといわれる本の整理番号をDBでゲットしたら
それを元にメインライブラリーの該当フロアへ。
そう言えばWriting CenterやグループMtg以外で初めて図書館に来た。
折角図書館オリエンテーション受けたのにこれまで活用してなかったし。
→2006/8/2のブログ「図書館オリエンテーション」

Call Numberごとに数字と色が示されている。



床にはそれと一致する数字と色のビニールテープ。



つまりそのテープを辿っていけば目的の書棚に辿り着けるの。
なんてスバラシイ!方向音痴の私は感激したね。




ほい、コイツです。簡単にゲットできました


Journal of Experimental Social Psychology。ナニソレ。日本語訳わかんないし。

でも帰り道に意外な落とし穴
どこから来たのかわからなくなった(泣)。
だってずっと足元のテープしか見ずにここまで来たから。。。
まあ何とか無事に下界に戻ってきたけど。

新しいことを覚えてちょっと嬉しくて、
「なんか大学院生みたーい!」と
チームメイトに話してクスリと笑われてしまった
いや、あんた大学院生ですよ、、紛れもなく。。とその目は言ってた。
いいの、いいのよ。大変な時に笑いは大事。

もうひとつ借りたい文献があったのだけどあいにく貸し出し中。
Recallという現在の借主への催促と予約の手続きをしました。
これまた大学院生っぽくてちょっとコーフン

図書館サマ、これからもお世話になりそうですが
どうぞよろしくお願いしますね。。

<おまけ>
図書館のカフェのメニューにスープがあることを
つい最近になって初めて知った。
外をずっと歩いて図書館に到着するので、
とにかく温まるものを。。と味は期待しなかったのに、
これが予想外に大分おいしかった


チキンヌードルスープ。ヌードルがすいとんみたい。

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