松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

櫨の種を調べてみる その2

2007-03-27 19:38:07 | 復活奮闘日記
せっかく採取した実が使えないことがわかって
呆然とする私でしたが、
大崎さんによると、
今までにも時折そういうことがあったようです。

「去年は天候が悪かったから、
中身がはいっとらんとやろ。
そういう時が昔あったよ。
そん時、親父が荒木製蝋さんから、
その前の年の実をもらったら、
それはうまくいったもんね。
荒木製蝋さんからもらうしかないかな。」

そうか。荒木製蝋さんなら、きちんと良い年の
実を保存してあるんだ。
ほっと一安心です

「わかりました。荒木製蝋さんに連絡して、
良い実をもらいに行きます。」
「で、あとは穂木やな。穂木のいいとを使わんと。
朝倉の松山櫨は老木やろ?
老木の先っぽじゃ、芽が固くなっとるやろな。」

穂木の先っぽが固くなると
なぜうまく接ぐことができないのか。
それはなぜ植木屋が
「剪定」をするかという問いに繋がってきます。

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