今日は耳納山中腹の住宅地にある櫨の木が伐採されたので、立ち会いに行ってきました。
ここいらの櫨は古く、樹齢200年ぐらいあるんじゃないかと推測されます。
櫨は100年以上経つと、黄色い芯材がどんどん朽ちていき、ついには空洞化してしまいます。
今日は4本の櫨が伐採されたのですが、ほとんど全て空洞化してました。
これで良く立ってたなと思うくらいです。
横たわる木。非常に多くの木材が出ました。
芯材がはっきり出ていますが、すでに中心部が朽ちています。
今回は木材として使うには、年をとりすぎて弱っていました。
でも、よく考えたら芯材がぼろぼろになっても、櫨の木はしっかり立って、たくさんの実をつけていたのです。
最後の最後まで、ちぎるあてがなくなってしまってからも、櫨の木はご奉公をしていたんでしょうか。
伐採された後、横たわった枝から、櫨屋敷の仲間と一緒に実をちぎって回収しました。
最初は、人々の生きる糧として植えられて、毎年実をちぎられながら、ずいぶん長い間、地域の人々を見守り続けてきた櫨の木。
自分が空っぽになるまで、生き尽くすってことなのかなと思いました。
自分自身は、この櫨の木のように、行き尽くすことはできるんでしょうか。
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櫨は100年以上経つと、黄色い芯材がどんどん朽ちていき、ついには空洞化してしまいます。
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今回は木材として使うには、年をとりすぎて弱っていました。
でも、よく考えたら芯材がぼろぼろになっても、櫨の木はしっかり立って、たくさんの実をつけていたのです。
最後の最後まで、ちぎるあてがなくなってしまってからも、櫨の木はご奉公をしていたんでしょうか。
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最初は、人々の生きる糧として植えられて、毎年実をちぎられながら、ずいぶん長い間、地域の人々を見守り続けてきた櫨の木。
自分が空っぽになるまで、生き尽くすってことなのかなと思いました。
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