松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

日奈久の竹細工

2010-08-15 21:34:54 | 販売奮闘日記
お盆に入ってからは三越の人出は今ひとつです。

和ろうそくの売上もピタリと収まってヒマになっちゃったので、同じ階の他の売り場をウロウロすることにしました。

熊本県・日奈久の竹細工「山満」さんです。竹のバッグとか、お箸を販売されていました。

「昔は日奈久の竹細工は有名だったんですけど、最近は中国製の安い箸に押されて…。」と言われていました。

「中国製と日本製の竹細工の違いってなんですか?」と聞くと、一言。

「中国製は雑です。」

うむ。予想された答えですが、大きくうなずきました。

「竹の箸でも滑り止めがあるのとないのとがあるんですけど。」

「機械で削ると円状になってるので滑ります。だからわざわざ滑り止めをつけてるんです。手作りのは四角に削り上げてるから滑りません。」

なるほど!四角に削ってある箸は滑らないんですね。う~む。また一つモノを覚えました。

名前を入れるサービスがあったので注文することにしました。10分程かかるんですが、いろいろおしゃべりしてたらあっというまです。

できました!


味わいのある箸です。名前を入れると普通は幼児向けみたいなイメージがあるんですが、この竹箸は、どちらかというと大人とか老人にも向いているような風合いですね。

名前を入れただけで、世界でたった一つのマイ箸に変わりました。

たまに、和ろうそくにも何か柄とか絵とか名前を入れたら?と言われるんですが、名前入りのろうそくに火を灯すってのがイマイチぴんと来ないです。名前も燃えていくわけですし。うむむ。

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