イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

Back Stage Talk - 『飛べないこころ』

2013年02月12日 10時17分41秒 | 漫画

「飛べないこころ」
〈霊感お嬢☆天宮視子〉シリーズ
『退魔の翼』第1話

――そういえば、前世のカトリック系の人っていうのは、もちろん外国人でしょ?
視っち:外国人ですよ。
――この相談者の方はイタリア系のファッションがすごくお好きということでした。
視っち:はい、イタリアです。カプチン僧ですよ、多分。
――そこまでわかってるんですね。ほとんどキリスト教系?
視っち:だけではないですね。日本のものも多分探ればあると思うけど、一番はっきり出ていたのはこれでしたね。
――戒律の厳しい修行の世界にいたんですね。
視っち:そういうのが、たぶん好きなんでしょうね。道を求めて「神とは?人とは?」っていうのをやっていくのが好きだったんだろうなっていう。まだ勉強し足りない、もっともっとっていうことを。何世かやったんだろうなって思う。それで、今回こういう現世選んでみたら、「こんなんでいいの?」っていうか、「こんなにぬるいわけ?」みたいな感覚なんじゃないかと。でもぬるいところで生きていくのも、それなりに大変だと思うんだけどね(笑)。
戒律に縛られて生きるのって、考えようによっちゃ楽な生き方なんですよね。自分で選ばなくていいから。これしなさい、あれしなさい、これやっちゃいけない、あれやっちゃいけないって言われた中でやれることだけやっていればいいわけだから。
――自分で考えなくていい。
視っち:ある意味、何でも自由で自分で選んでいいよっていう人生の方が、結構責任が重くて大変だったりすると思う。


――この相談者も、自分の感情がおかしいおかしい、こんなふうに思う自分が変だって思いながら生きてきたっていうから。そういう疑問を持ったのはいいことですよね。
視っち:その上で、本人が自分を受け入れるってこともすごく大事なんだよね。おかしい、おかしい、私は変なんじゃないかって思うだけじゃなくて、「こういうのが私なのね」って。「ここでこんなふうに思っちゃうのも私なんだよね」って受け入れてしまうことが第一歩なんですよね。自分から受け入れて「あ、また思っちゃったな」っていう事から始めてほしいです。


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