卯の花の 咲くとはなしに ある人を 恋や渡らむ 片思(かたもい)にして
首:どういう歌?
遠智:たとえ片思いでも愛し返されることがなくても恋することをやめることはできないという意味ですのよ。
首:悲しい歌なの?
遠智:いいえ。愛の不思議さをうたっているのですわ。想いは通じなくとも見ていてくださいます――いつも。
首:だれが?
遠智:恋は孤悲とも書くのです、人を愛して初めて人はみな独りなのだと気づくのですね。
史:(野に咲く百合のほのかに紅い少女の夢から醒めて、白く透明な高みに翔ぶのか)
[卯の花が咲くのか咲かぬのかわからないような――私を愛しているのかいないのかわからない、心を開いてくれない人に私は恋し続けるのでしょうか…]
最新の画像[もっと見る]
- 9番目のムサシ サイレントブラック 第9巻 7年前
- ベルサイユのばら 第14巻 7年前
- テラスモール湘南のクリスマスツリー 7年前
- 保護猫に幸あれ 7年前
- オスカルのドレス姿はアニメ版が良い! 7年前
- 消防隊隊長と俳優の不祥事 7年前
- ゼイチョー!~納税課第三収納係~ 第1巻 8年前
- 新装版 天を見つめて地の底で 第3巻 9年前
- パズルゲーム☆はいすくーるX 第8巻<完> 9年前
- ミステリーボニータ 2016年3月号 9年前