池田理代子先生の名作とされる『ベルサイユのばら』で、アンドレ・グランディエ(Andre Grandier)は、当初はチラッと出ただけで消える運命にあった“吹けば飛ぶような”単なる脇役から副主人公に昇格し、3人の主人公の一人であるオスカル・フランソワの夫となりました。しかし、池田先生の中で彼は重要な存在だったのでしょうか
あまりに近くにいすぎたのが裏目に出て異性としてオスカルに認識してもらえずにフェルゼンに心を奪われたオスカルに散々にアンドレは苦悩を味わわされ、暴徒に襲われて、“私のアンドレが…”と口を滑らせて、ようやくオスカル自身もアンドレを愛していることを自覚しましたが、フェルゼンはそれを知り“オスカルの愛する男”としてのアンドレを救いましたが、アンドレ自身を救おうと思って救ったのか は私は疑わざるをえません。また、オスカルの心を知らずに奪っていたことでアンドレをどんなに苦しめていたか、フェルゼンは思いを馳せアンドレに対する罪の意識と苦しめた日々に対する悔恨を抱いたのか否か、を池田先生ばかりかアニメ・スタッフでさえ描いていません。アンドレは何処までも不遇ですね
あまりに近くにいすぎたのが裏目に出て異性としてオスカルに認識してもらえずにフェルゼンに心を奪われたオスカルに散々にアンドレは苦悩を味わわされ、暴徒に襲われて、“私のアンドレが…”と口を滑らせて、ようやくオスカル自身もアンドレを愛していることを自覚しましたが、フェルゼンはそれを知り“オスカルの愛する男”としてのアンドレを救いましたが、アンドレ自身を救おうと思って救ったのか は私は疑わざるをえません。また、オスカルの心を知らずに奪っていたことでアンドレをどんなに苦しめていたか、フェルゼンは思いを馳せアンドレに対する罪の意識と苦しめた日々に対する悔恨を抱いたのか否か、を池田先生ばかりかアニメ・スタッフでさえ描いていません。アンドレは何処までも不遇ですね