イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

息子に殺されたクマ親父

2009年02月02日 02時11分43秒 | アニメ

 遂に死んだ!スメラギでさえ怖れた「ロシアの荒熊」の異名を持つセルゲイ・スミルノフ大佐が!!

 いずれ連邦軍はアロウズに呑み込まれるだろうから、と生き残りを図り部下であるセルゲイをアロウズの司令ホーマー・カタギリに言われるままにキム司令が売り渡したのには唖然…!旧・人革連軍時代からの忠実で有能な部下に対して、あんまりですよ。

 どうにもならない、戦争は無くならない、軍規の奴隷であることが軍人らしい軍人だからと讃美するタワケた視聴者もいるが“人間としての怠慢”を改めなかった罰とはいえ、時代のせいにしているキム司令に売られてしまうとは!しかし、自業自得ですね。それなのに、1stでの怨嗟を一方的にアレルヤにぶつけたセルゲイには呆れます!

 アレルヤを含めた「超人機関」の被検体たちは庇護されるべき孤児、しかも、旧・人革連が他の国々と威信だのとくだらん理由で繰り返してきた戦争の犠牲者である戦災孤児なのに人体実験の犠牲にしたのです。戦災孤児以外にもいたかもしれません!後腐れのない子供を選んで拉致したりもしたことでしょう!!アレルヤだって拉致され被検体にされた1人です。

 その忌わしい「超兵製造計画」の研究はアレルヤが「超人機関」壊滅ミッション・プランをスメラギとヴェーダに提案し、承認の後に実行するまで続いたのです。2ndの#07「再会と離別と」で自分たちCBの所業を罪として裁かれるべきことだと自覚し沈黙を守ったアレルヤは立派です。

 セルゲイには親友ハーキュリーと行動を共にして自分がキム司令に売られたことに気づき、アレルヤを含めた守るべき自国の民を踏みつけてきた自分の罪を悟り、人間として覚醒して立ち上がって欲しかったです。


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