

①どうぶつの目
②どうぶつの鼻
③どうぶつの口
④どうぶつの耳
⑤どうぶつの手と足
⑥どうぶつのしっぽ
上野動物園や多摩動物公園の園長を勤めてらした増井光子さん監修の図鑑。普通、動物図鑑というと、動物の分類(種類)ごとに編纂されたものが多いですが、からだのパーツ別にまとめてある、珍しい図鑑です。2010年1月~2月に発行されている、比較的新しい図鑑。
動物は、種類によって、からだの形やつくりが異なります。その違いは、動物の棲む場所や生活の仕方の違いと密接に関係しているのです。そのちがいを、美しい写真を使って、「これは誰の鼻でしょう?」クイズ形式で楽しく、わかりやすく紹介しています。
各巻32ページほど。各ページが絵本ていどの文章量で、最後に各器官について詳しくまとめてあります。対象は、低学年~。


(テレサ・グリーナウェイ/著 リブリオ出版)
1.つめたくてべとべとしたやつのずかん
2.チクッといたいやつのずかん
3.いがいなものがすきなやつのずかん
4.もじゃもじゃ・とげとげなやつのずかん
このタイトルからして「ヒエェ~!どうなの?」と思ってしまいますが、これだけ気持ち悪いものを集めた図鑑もないと思います。
とにかく、気持ち悪いです。でも、怖いもの見たさで、「ギャー!」と叫びながら、ついつい見てしまうんですよね~。


虫の顔がアップで載っています。
ページをめくるたびに、「キャー!」「ギャー!」と大騒ぎ。
そんな中、「おぉ~!キャタピー、可愛い~♪」「ウスタビガ、かっこいい~!ギャラクシー・ルピアみたいだ!」と息子が惚れ込んだ昆虫もあります。


同じく海野和男さんの本で、楽しく昆虫について学べる本です。
間違いさがしに似ています。たとえば、たくさんの虫の中から、昆虫でないもの探し出したしたり、たくさんのトンボの写真の中に、実はトンボの仲間でないものがまぎれていたりします。
答えと一緒に、写真をたくさんつかった丁寧な分かりやすい解説が載っています。難しい漢字もないので低学年から楽しめると思います。


(リチャード・プラット/文、スティーブン・ビースティー/絵、偕成社)
新聞、ペットボトルなど身近なものから、宇宙ロケットやジェット機などの乗り物、橋や高層ビルなどの建造物まで、その製作・製造工程をわかりやすく断面にして図解しています。
とても細密なイラストで、説明も細かく、集中力を要しますので、高学年向きと思われますが、大人も「へぇ~!」と勉強になることばかり。
珍しいところでは、ミイラの作り方、かつらや入れ歯の作り方、パイプオルガンの作り方…など載っています。




(藤田 紘一郎/著、ソフトバンククリエイティブ )



(鈴木のりたけ/作、ブロンズ社)
いろいろな分野の職業の方の仕事場、道具、仕事の工程、一日の流れなどが、分かりやすいイラストで解説されています。大人もハマります。
紹介されている職業は、美容師、新幹線運転士、すし職人、自動車整備士、木のおもちゃ職人、皮職人、歯医者さん、パティシエ、グラフィックデザイナー、プロ野球選手、ファッションデザイナー、漫画家、獣医師、考古学者、書店員、豆腐職人、花屋、宇宙飛行士。


魔女に向く家、向かない家、魔女の庭。魔女の料理レシピ、趣味などなど、魔女の生活が紹介されています。
もちろん、魔法のかけ方やまじない、ならわしや言い伝えなど面白楽しく描かれています。


まず、スパイ適正試験を受けてから、各種訓練に挑戦する形式になっています。なかには、なわとび3分間連続飛びなど、体力勝負の訓練も。
楽しいのは暗号解読のコーナー。家族同士、お友達同士で、暗号の手紙を楽しんでみては?
スパイは、目立たずに、平凡な暮らしを心がけ、一市民として、社会に溶け込んでいなければなりません。