レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

順番に

2014-03-03 21:03:09 | 日記
今日は風が冷たい日でした
レーサーは浜松へ行ってるので
残った連中はゴロゴロうるさい

暖かいのは明日だけで
その後は真冬並みに寒くなるとか
毎年の事ですが
配合すると必ず寒くなる
なんでやねん!
意地悪してるとしか思えない
ムカつく地球です

種鳩小屋は順番に
1ペアずつ巣箱から出して
巣箱を覚えさせてますが
問題は巣箱を持ってなかった♂
強制的に飼主が巣箱を決めたので
それを受け入れるかどうか

以前に下の巣箱をあてがったら
一番上の巣箱を取ろうと
何度も飛び込んだ♂がいました
仕方ないので飛び上がれないように
主翼を切った事がありましたね

一番上の止り木や巣箱を取る鳩は
優れていると言う迷信がありますが
その鳩の直仔は飛びませんでした

以前に雑誌で読んだのですが
今は亡き並河先生が
ベルギーのケンペニエール鳩舎で
種鳩用に若鳩を選んだ時の話

一番上の止り木に止まってる鳩は
Aのカゴへ入れて
二段目の止り木の鳩はBのカゴへ
三段目以下の鳩はCのカゴへ
それで鳩を選別したら
Aのカゴから5~6羽選び
Bのカゴから1~2羽Cのカゴは0羽

そうして選んだら殆どの鳩が
総合優勝鳩の直仔か兄弟だったとか
ケンペニエールは
選りすぐりの鳩が選ばれたと思い
値段を吊り上げたそうですが

果たして日本に輸入された
それらの鳩の直系飛んだと言う話は
見た事も聞いた事もありません
ケンペニール作のその鳩達は
その後雑誌で売りに出されてました

一番上の止り木に止まってる鳩は
優れてると先入観を持ってしまい
冷静に判断出来なかった?
それと見たり掴んだりだけでは
種鳩として優れてるとは分からない
それだけ鳩を選ぶのは難しいと言う事です

上の巣箱や止まり木を取る鳩は
気が強い鳩や喧嘩の強い鳩でしょうが
種鳩として優れてるとは限らない
そんな簡単な事で種鳩としての
優劣が分かるのなら
誰も苦労しないのです