江戸の粋 小物細工、指物師の技法を受継ぐ細工物の小粋な世界をご覧下さい。

江戸には沢山の職人が技を競っていました。その人達が技を磨くため、細工の極致を極めたのが小物細工です。

江戸小物細工作品「旧板東家」続き

2021年07月02日 | 日々の栞

こんにちは 昨日は私の循環器の定期健診の日で

また朝7時半過ぎに娘の車で1時間半かけて越谷市立病院まで行って来ました

 

娘に悪くて「もう私一人で電車で行かれるんだけど…」と つぶやいても

娘からはいつも決まって「ずっと心配しながら帰ってくるまで待っている方が

よっぽどしんどいから…」と 言われてしまって

 

帰りに家に寄っていろいろまた持ってきましたが

結婚と同時に半世紀もの時を過ごした越谷市は

私にとってはやはり自分の居場所という感じがして

 

でも息子たち夫婦が引っ越してしまって 

夫も有料ホームに入ってしまったので

とても寂しい感じがして

 

子供二人が許してくれないのはもちろんですけど

やはり病気を抱えた私が一人でこの家に住むのは自分自身も不安ですし

 

やはり娘の家で賑やかに暮らした方がずっと楽しいし

 

      

 

杉並辺りは今朝も結構 雨が強く降っていたので

歩きに行くのはあきらめて 10時半ごろ自分の税金を払うために

いつも歩いている妙正寺川から見えていた郵便局に行って来ました

 

娘が雪が降った時のために買ってある新品のレインシューズを

出してきてくれたんですけど

いつもは同じ24サイズの靴なんですけど

私が痩せてしまったので ブカブカでかえって危ないので

自分の運動靴で行って来たら

靴の中までびっしょりになってしまいました

 

 

いつもはほんの少ししか水量の無い川が

今日はゴウゴウと音を立てて流れていて

水恐怖症の私は写真を撮っていて怖くなってしまいました

 

      

 

ここからは 「旧板東家」の続きになります

 

式台のある玄関を入って部屋を内側から写した写真です

この作品の部屋の障子も ふすまもすべて開閉できます

 

上の写真の左角の部屋がお客様用の 控えの間

 

敷居の上に乗っている小さな白い粒が写っていますが

白梅の蕾が落ちた物です

 

 

控えの間の奥の部屋が 床の間付きの 客間になっています

実物にできる限り忠実に 約100分の1 サイズで作っています

 

作品の左側から内部を見たところです

 

こちらは反対側の右側から写した写真です

 

こちらは家人用の部屋だと思います

とにかく部屋が多いので ふすまや障子を作るのに時間がかかりました

 

この入り口から入った所が 上の写真の部屋になります

 

裏口から入ったところです

 

 

 

茅葺き屋根の裏側は写真のような 1.2 ㎜厚 くらいのボール紙で土台を作って

屋根の下から 2㎝長さに切った茅葺きの材料を

 1㎝づつ重ねて一回りぐるっと貼ったら 乾くまで3日間くらい乾かして

次に上の2㎝目をまた1㎝づつ重ねて貼っていきます

 

この繰り返しなので茅葺き屋根が乾くまでに何日もかかります

 

全体が完全に乾いたらカットをして

所々 茅葺の薄いところには材料をたしていきます

 

やはり好きならばこそ出来た事なのかも ですよね~