江戸の粋 小物細工、指物師の技法を受継ぐ細工物の小粋な世界をご覧下さい。

江戸には沢山の職人が技を競っていました。その人達が技を磨くため、細工の極致を極めたのが小物細工です。

kさんの素晴らしい作品が完成しました

2019年11月24日 | 日々の栞

こんばんは 今日は江戸小物細工のお稽古の日でした

雨の中 遠方から生徒さんが3人みえて

9時半から3時過ぎまで 熱心にお稽古しました


      

今日はKさんが7月から作り始めた「お蕎麦屋さん」が完成しました


小さな作品ですけど内容が盛りだくさんで

難しい作品なんですけど とっても上手に出来て

素晴らしいです


右側には井戸があります

この井戸も難しいんですけど よく頑張って完成度が高いです


後ろ側です

腰板は目の細かい米杉の板を切って ミニ鉋で薄く1枚ずつ削り出して

濡らして伸ばして乾かして貼ったものです

とても手が掛かっています


左側には常夜灯があります

これもすべて手作りです


正面の店構えのアップです

格子戸も本物と同じ作り方で組んであります


上から内部を見たところです

我が生徒さんは皆さん優秀で素晴らしい出来栄えです

とっても嬉しいですね~~