海辺の町から

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定期船

2021-01-06 09:30:20 | 日記

  顔を覗かせた太陽


  マルチをした玉葱としていない玉葱の比較 歴然の差です


今日は定期船の当番日です。
風が強く船着き場の先端は身体ごと風に持って行かれそうになり
必死に足を踏ん張っていました 今朝は地元紙の朝刊のみです。
定期船は島に住む人達にとっての命綱であり況してや透析患者にとっては
二日に一度の通院は不可欠で時化の続くこの時期欠航の時などは
他人事ながら大変だろうなと思います。海辺の町にも透析で
通院されておられる方がおりますが一日仕事です。
まだ陸路一時間で通える安心が担保されているのでそこは幸せかと思います。
島嶼部の生活には島嶼部でなければ体感できない便利さと不便さが同居しています。

昔息子達が中学に入学するとき 人口減少で中学校が統廃合され六つの校区が一つになり
街まで行く途中の中間地点の中学に入学するようになりました。
バスの通ってなかった当区の子供達は島の子供達との寮生活が
当たり前の事実でしたが12歳の子が親と離れての生活に
親の方も寂しさがあり何れは巣立つ子供達との時間をもう少し共有したいとの思いもあり 
ましてや陸続きの地 バスの乗り入れに奮闘し結果バスの乗り入れとバス通学が可能となり
以来高校迄は親元から通えるようになり安堵したものです。
都会では当たり前でも当たり前で無い生活が人々を遠ざけてしまっているのでは
無いのかと思うときがあります。
街まで車で一時間の道程 海岸線の景色は素晴らしいのですが
高齢ドライバーになれば免許返納は生活していく上での
足を奪われてしまう状態です。
海辺の町から当地のバス停まで車で10分 到底歩ける距離では無く
唯一の交通機関である定期船のお世話にならないといけなくなるのです。
せめてあと車で10年否15年は欲張りでしょうか。



  


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