連日突然の雨に見舞われて
蔓延る草の勢いが凄まじい
NHKドキュメント72hours 「異国の地のアフガニスタン食堂で」を観た。
タリバンが権力を握って2年余り命からがら隣国パキスタンに逃れてきた人達
その数が40万人以上という 40年前にも旧ソ連のアフガニスタン侵攻
そして今回のタリバンと人々は先の見えない日々を過ごしている。
その様な中パキスタンに逃れてきたアフガニスタン人の拠り所アフガニスタン食堂からの取材
複雑な思惑が絡みあう難しい取材のように思えた。難民故の送還は命に関わってくる。
仕事を失いながらも足の赴く先はアフガニスタン食堂だ 異国の地で故郷の料理を味わいに
人々がやって来る。中でも日常的に食べていたプラウ(牛肉入りの炊き込みご飯)が心の支えになっていた。
多民族国家アフガニスタン 中でも少数民族ハザラ人の存在は罪だという
迫害を受け殺害されているという現実 タリバン政権下国内では息を殺して生活しているという。
イスラム教を独自の解釈によって厳しく市民を統制し抑圧しているタリバン。
その様なこともあってハザラ人は集団で行動するようになった。
「あなたはアフガニスタン人orハザラ人だと思いますか?」取材陣の問いに
「人種なんて関係ない私は一人の人間だと 自分のためだけに生きていても幸せになれない
何れは難民として逃れてきた人達の人道支援を行ないたい」と
「人間は希望があるから生きていける 此れからも前に進み続ける」といって
緑内障を抱えている青年が前を見据えていた。
わたしも昨夜こちらの番組を見ました。
朝から夜まで働く揚げパン屋さんの痩せた少年が、
英語の教師になりたいと言ったシーンが、
なぜだかとても印象に残りました。lily
生まれ育った国がその様な国だったと言ってしまえば其れまでですが
一家の柱として働く少年に幸あれと思いました。
為政者たる者国民を幸せに出来なくて恐怖と抑圧政治では国民は乖離していくだけでしょうに。
世界中の紛争の中の子供達を思うと遣りきれなくなります。
少年にはサッカーする姿が似合いますね。
アフガニスタンでタリバンが権力を握ってから
40万人以上が隣国パキスタンに逃れてきたんですね。
あの現実はつらいですね。
タリバンにはアフガニスタンを統治する能力はないと思う。
そういう組織が国の中心にいることは困ったことです。
タリバン以外の組織が、アフガニスタンにはないのでしょうか?
私は、やりきれない気持ちであの番組を観ていました。
タリバンは独自の解釈をして頑なですね。
タリバン国家をどの国も承認していないというのですから国としての体を成していないでしょう。
女性の教育を認めていませんがタリバン指導者にも母親はいるでしょうに
その辺どの様に思っているのか聞いてみたくなります。
タリバン内部にも意見の違いがあるようでしたがそこは長老社会 世代交代を待つしか無いのでしょうか。
見渡せば紛争の続く世界がいかに多い事か
何もしないで傍観者のママで良いのかと思うときがあります。
でも何も出来ません辛いです。