dtnkanother_Buchilog_Jaken

碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

ヤキソバン

2006年03月11日 02時10分41秒 | Kanother旅日記
三島から東海道線~身延線に乗って、午後には富士宮へ。富士宮と言えば、秋田の横手と並ぶ、やきそばで有名な街。てなことで、当然昼メシはやきそばです。



これが富士宮やきそば。写真だけで見ると何のこたぁないフツーのやきそばなんであるが、何が違うって、麺の歯応えが全っ然違います。それは丁度、そこらのうどんと讃岐うどんの違いと同じに思って頂ければご理解頂けるかと思います。見た目は似てても、一噛みした瞬間、「むむむむっ?」てな感じです。そして、この「むむむ」の後、讃岐うどんと同様、そのコシの強い麺に魅了されたまま、後は皿の底が見えるまで啜り続けないわけにはいかぬほどの旨さです。マジで。

こっからは後づけの知識ですが、富士宮やきそばの麺ってのは、打った麺を一度蒸し、その後は茹でることなくラードを用いて炒めるんだそうである。だので、水分が少なめなコシのある歯応えになるとのこと。そして、具にはラードを絞った後の絞りカス(肉カス)を入れ、青海苔ではなく刻み海苔がトッピングされ、鰹節でなくイワシの削り粉をふりかけ、キャベツは地元の高原キャベツを使用し・・・・・・だのなんだのと能書きが色々とあるようだが、とりあえずこん中で重要と思われるのはコシのある麺と具の肉カス、刻み海苔の3点。これさえ押さえれば、キャベツは別にダイエーで買ってきてもいいと思います。

喰うた店は「キッチントトロ」っちう、何だか冴えん喫茶店だったんでありますが、お昼時だったこともあってか地元客が引きも切らずという感じでした。そして、ヒジョーに旨かったです。

駅前周辺には富士宮やきそばを出すお店が点在しており、随所にそれを示す幟がはためいてるんであるが、その幟には次のように書かれています。

「う宮!富士宮やきそば」

遠くから見ると何のこっちゃって感じですが、近くに寄ると「う宮」の隣に「ウミャー」っちうルビが振ってありました。

何のこたぁない、富士宮もやはり寒かったんであった。

獅子虎傳 阿吽堂

2006年03月05日 00時13分12秒 | ぶちでたん
でたんKanother、本日はツレアイのお誘いにより三軒茶屋・世田谷パブリックシアターまで、遙々コンサートを観に行って参りました。とは言え、我が家からは半蔵門線で乗り換えなしで行けるので、それほど遙々ってな感じもなかったですが。

本日観に行ってきたのが、標題にもある獅子虎傳阿吽堂という、鼓を中心にした邦楽のコンサート。亀井田中兄弟という鼓の家に生まれた三兄弟によるイベントです。亀田三兄弟と字面が似てますが、勿論まったくの別モノです。

始めに三兄弟によるワークショップ。大鼓、小鼓、太鼓の構造からチューニング方法、叩き方の違いまで丁寧な説明があり、非常にわかりやすい。邦楽ライヴを初めて観に行ったKanotherもすんなりとその世界に入っていけました。彼らの使っている鼓の胴の部分は、説明によるといずれも桃山時代作だそうで、半端ないくらいのヴィンテージ楽器です。凄ぇ。

で、ワークショップの後、いよいよライヴとなるわけですが、彼らは鼓の家に生まれたゆえに、それこそ物心つくやつかぬやの頃から一緒に稽古を続けてるわけですが、何十回何百回と演りつくしてなお、ライヴともなれば緊張感溢れる空気に包まれるというのは、まさにこういうライヴを言うんだなって感じの、息を呑むような迫力とアンサンブル。いやあ、本当に観に行って良かったです。


※終演後の舞台。白木の橋が印象的。ここから入場してくる様もちょっとカッコ良かった。

以前に、青森・弘前で津軽三味線のライヴを見たときにも、やはりそのぶっとい音の圧力と緊張感溢れるインプロビゼーションに背筋がゾクゾクするほど感激したんであるが、今日の鼓も良かった。背筋に来ました。いいっすよ、邦楽器。ちなみに「はいきん」じゃなくて「せすじ」と読んで下さいね。念のため。

終演後はサクッとメシ喰うて帰ろうか、てんで三軒茶屋駅周辺を少し歩き、「九州筑豊ラーメン」の暖簾を発見。ここでラーメン喰うて帰りやした。旨かった!三茶に来たら是非立ち寄りたい一軒である。おススメ。


※店内には鮎川誠のサインあり。その味は鮎川氏お墨付きである。

お水取り

2006年03月02日 10時00分09秒 | 関心事
ご存知の方も多いと思いますが、でたんKanotherの友人に写真屋ポッキーくんてのがいまして、今月始めにシゴトの関係で大阪に引っ越しております。

大仏で有名な奈良・東大寺と言えば、もう一つ有名なのが今年で1255回目を迎える伝統行事、お水取り。わしもツレアイも一度見に行きたいのうなどと、たまに話したりするんであるが、大阪に引っ越したポッキーくん、そんな伝統行事を夕べ早速見に行き、写真を撮り、あまつさえ新聞にまで載ってるんである。

そんな記事が今日の産経新聞、30面に出てたんで、取り急ぎのご紹介でございます。ご関心のある方で夕刊に入れ替わる時間帯までにコンビニやキオスクに立ち寄れる方は、偶には新聞でも買ってみて読んでみちゃあ如何だろうか?

産経新聞100円です。




※こちらのカラー写真は産経新聞HPよりです。