dtnkanother_Buchilog_Jaken

碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

獅子虎傳 阿吽堂

2006年03月05日 00時13分12秒 | ぶちでたん
でたんKanother、本日はツレアイのお誘いにより三軒茶屋・世田谷パブリックシアターまで、遙々コンサートを観に行って参りました。とは言え、我が家からは半蔵門線で乗り換えなしで行けるので、それほど遙々ってな感じもなかったですが。

本日観に行ってきたのが、標題にもある獅子虎傳阿吽堂という、鼓を中心にした邦楽のコンサート。亀井田中兄弟という鼓の家に生まれた三兄弟によるイベントです。亀田三兄弟と字面が似てますが、勿論まったくの別モノです。

始めに三兄弟によるワークショップ。大鼓、小鼓、太鼓の構造からチューニング方法、叩き方の違いまで丁寧な説明があり、非常にわかりやすい。邦楽ライヴを初めて観に行ったKanotherもすんなりとその世界に入っていけました。彼らの使っている鼓の胴の部分は、説明によるといずれも桃山時代作だそうで、半端ないくらいのヴィンテージ楽器です。凄ぇ。

で、ワークショップの後、いよいよライヴとなるわけですが、彼らは鼓の家に生まれたゆえに、それこそ物心つくやつかぬやの頃から一緒に稽古を続けてるわけですが、何十回何百回と演りつくしてなお、ライヴともなれば緊張感溢れる空気に包まれるというのは、まさにこういうライヴを言うんだなって感じの、息を呑むような迫力とアンサンブル。いやあ、本当に観に行って良かったです。


※終演後の舞台。白木の橋が印象的。ここから入場してくる様もちょっとカッコ良かった。

以前に、青森・弘前で津軽三味線のライヴを見たときにも、やはりそのぶっとい音の圧力と緊張感溢れるインプロビゼーションに背筋がゾクゾクするほど感激したんであるが、今日の鼓も良かった。背筋に来ました。いいっすよ、邦楽器。ちなみに「はいきん」じゃなくて「せすじ」と読んで下さいね。念のため。

終演後はサクッとメシ喰うて帰ろうか、てんで三軒茶屋駅周辺を少し歩き、「九州筑豊ラーメン」の暖簾を発見。ここでラーメン喰うて帰りやした。旨かった!三茶に来たら是非立ち寄りたい一軒である。おススメ。


※店内には鮎川誠のサインあり。その味は鮎川氏お墨付きである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿