dtnkanother_Buchilog_Jaken

碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

末廣

2008年03月05日 00時18分00秒 | Kanother旅日記
秋田の夜に、きりたんぽだのだまこだのしょっつるだの、鍋の楽しみは数あれど、同じように暖かくて楽しみなのが、ラーメン。

先日、秋田の夜の街を歩いていると、暖かみのある黄色い看板が寒さに震えるKanotherを誘ってます。それが写真の店、末廣ラーメン本舗。

看板に「昭和4年屋台の味」だとか書いてあんで、そうなんや~秋田の老舗ラーメン店なんや~とか思うて入ったら、昭和4年からやっとんのは、京都の新福菜館。店内に掲示された能書きを読むところによれば、新福菜館の直系の味を謳うて秋田に開業した店が、ここみたいっす。

で、味の方はと言えば、一言で言って、そこそこ旨い。入れ放題のネギが九条ネギでなくてフツーのネギなとこは、まあココは京都じゃないからご愛嬌やねってことにしちゃえば、新福菜館の再現性はそこそこに高いっす。だので、新福菜館好きなKanother的には、そこそこ旨い。旨さ云々の話しだけで言えば、そうなります。

ただ。ただ、である。秋田まで来て別に京都のラーメン喰わんでもなぁってのが、正直な感想ですかね。わしが秋田市在住者なら、嗚呼、秋田の地でこの感じの味が喰えるのか~と嬉しかろうし、そこそこ通うだろうなぁ、とは思いますが。

なので、看板に京都・新福菜館直系ラーメンである旨、キッチリ書いといて欲しいよね、やっぱ。あの看板だけみると、昭和4年創業の秋田の老舗みたいやもんねぇ。同じような勘違いをしてまう出張りの者も多いと思うよ?

てか、勘違いをしてまう出張り者を狙っとるのかね、もしかして?そう考えりゃあ「昭和4年屋台の味」てのも、何気にプチ偽装だよなあ。昭和4年は新福菜館の創業であって末廣の創業じゃないもんなあ。でも「味」としか言うてないから、創業なんて謳うとらんからいいのか。いいのか?

何しろ、新福菜館の再現性がそこそこ高くて悪くないだけに、新福菜館好きなKanother的には、その辺ハッキリして欲しい。そんな風に思ったです。

てか、末廣ラーメン本舗って、もしかしてそこそこ有名だったりして、実は誰もそんな風に間違ったりせんのかね?マニア的には「はっ、このトーシロが。」て感じなんかね。まあ、トーシロなんですがね。

このトーシロに、誰か秋田市内で行くべきラーメン屋を教えて下さいよ。十文字まで行ってる時間はなかなかないんすよ。ホント、夜露詩句ですよ。