そば処ふみやで、現在の人気メニューは「天ぷらせいろ」です。季節に関係なく、ご注文を頂いておりまして、有難く思います。そうではあっても、天ぷらを揚げるのは、本当に難しいと思います。特に常に同じ良好な状態で揚げ続けるのは、困難が伴います。食材が同じ種類であっても、個体差は、かなりあるのが現実です。それを見抜いた上で、美味しい天ぷらを作る、それがプロの職人と言えるのでしょう。「ふみや」では、旬の野菜と海老で天ぷらを提供しております。このごろは旬の野菜も種類が色々あり、選ぶのは楽しいものです。今週は太い牛蒡が入手できましたので、これをメニューに加えたいと考えております。
今年の12月31日は、月曜日です。そば処ふみやの定休日は、月曜日と火曜日ですので、大晦日が月曜日の今年は、順当に考えると休業となるのですが、蕎麦屋で大晦日が、お休みはありえないことですので、当然営業いたします。
大晦日は蕎麦屋の一大イベントです。この一年の集大成として大いに頑張ろうと思います。
また、来年の年始は、いつもより多めに休みを取ろうと思います。これまで考えていたことで、中々実現できなかったことを実行してみようと考えています。日取りの詳細が決まりましたら、今後お知らせいたします。宜しくお願いいたします。
平成24年も残り少ない日数で終わります。蕎麦屋の場合は、大晦日の一大イベントが、最後に控えています。これまでも例年の大晦日には、打つ蕎麦の量は普段の約3倍になります。その為、いつもは二人体制で営業しておりますが、この日ばかりは、3人~4人で店を回します。また、提供するメニューも絞ります。特に一品料理は、原則的には、注文をご遠慮いただいております。
また、年末になりますと、手打ちした生蕎麦の持ち帰りの注文は、受け付けないのかとのご要望も時々寄せられます。私としては、これまでは、その要望にお答えいたしておりませんでした。今年はどうしたらよいか現在思案中であります。
「そば処ふみや」が11月4日で3周年を迎えました。無我夢中の3年間でした。蕎麦屋に勤務したことの無い、にわかそば職人が、開店した途端、プロとしてそれなりのレベルの蕎麦を提供しなくてはならないことのストレスは、かなりのものでした。しかし始めから満足できる蕎麦を提供できることは、不可能に近いことにも係わらず、それでもお金を頂いて来た事は、お出でいただいた方々の寛容の心を寄せていただいたことに尽きます。
「石の上にも3年」という諺がありますが、これからは寛容の心に甘えることなく、本物の蕎麦職人として、本当に美味しい本物の蕎麦を皆様に提供していかなくては、と思います。
3周年を機に、蕎麦のメニューを改定してみようと考えておりましたが、最小限の変更だけにしました。今現在の状況を冷静に分析してみますと,ここで敢えて蕎麦の種類を変えたり、品数を増やすことは如何なものか疑問がでてきました。これから少しずつ変化を加える形でいければと思います。
このごろは涼しいというより、寒い日が多くなっています。今日から11月、年賀状も発売されました。
「そば処ふみや」は、11月4日で3周年を迎えます。今思うのは、この3年間は本当に短く感じるということです。開店してしばらくは、毎日が綱渡りをしているような不安な日日で、それを振り払うために、毎日地味な作業を自分なりに黙々と続けてきました。
このごろは、やっと少しは仕事に慣れ、僅かながらも余裕らしきものを感じられるようになりました。
先日、市の特定検診の結果を聞きに病院に出掛けましたが、検査結果は全く正常値で安心しています。これは好むと好まざるとに係わらず、健康食である蕎麦を、毎日食べていることも大きな要因になっているように思います。定年までは、必ず一つくらいは要チェック箇所を指摘され続けてきていましたので、今回は全ての項目で全くの正常値を示したのを聞くと、却って「本当か?」と 疑いたくなるというものです。それでもやはり一安心といったところです。
本日から来週水曜日まで、営業時に開店3周年記念のささやかではありますが、お出でいただいた方々に、プレゼントを用意しております。「そば処ふみや」でお待ちいたしております。
これまでの3年間のお引き立てに衷心から感謝申し上げますと共に、これからも、特に状況が変わらない限り、蕎麦屋を長く続けていく覚悟ですので宜しくお願いいたします。