:: dragonyan ::

日々のこと

本を求めて(春)

2013-04-20 | 日々の事とか


今朝、お腹が空いてパンが食べたくなった私は
近所のパン屋まで買いに出ることにしました。

人様にお見せできないパジャマの上にパーカーを羽織り、
あらゆる方向を指し示して収拾がつかなくなった髪の上には
春のうららかな陽気には似つかわしくない黒い帽子を目深に被り、
ノーメイク、きったないGパン、素足にコンバースという、
都会に住む女性がしてはいけない出で立ちで外出してやりました。

The woman who lives in the city mustn't go out in such a dress.
(都会に住む女性は、そのような格好で外出すべきではない。)

ちょっとそこまで、という免罪符を片手に。
ついでに近所の書店まで、気になっていた話題の新刊を求めに行きました。
小さな本屋さん、店内を探したところお目当ての本が見当たらん。

店主に「あの新刊ありますか?」と聞いたら、いささか嘲笑気味に
「ああ、あれねー、大きい書店にばっかり回って、
 うちみたいなとこには週に2冊とかしか回ってこないんですよ。
 その2冊も予約ですぐ無くなりますしね」
と、おそらく何回も聞かれたであろう質問に辟易といった感じで答えられました。

こりゃどうしたものか。諦めがつかなくなりました。
きったねー格好のまま、さらに人目にさらされる場所まで行くのかい。
行きましょう。

大きな書店2箇所に見当をつけて、
事前に在庫があるかどうか書店に問い合わせる、
という大人の術を行使しようとカバンを探ると
携帯を家に忘れて出てきたという子供らしいうっかりに気付く。

まずは人がまだ少なさそうな本町の紀伊国屋へ。
もう1件の書店はできれば避けたいと思っていたので祈るような気持ちで店内に入ると、
あったあった。


「大阪府謎解き散歩」

・・・いや、ちがう。求めてた本とちがう。
大阪愛が強すぎてつい買ってしもた。
お目当ての新刊は品切れでありました。

無いとなればますます求めてしまうのが人の心理というもの。

あなおそろしや。
もう1件の書店とは、梅田は堂島のジュンク堂。
こんなきったねー格好で梅田という場所に足を踏み入れてもいいのかい。
いいでしょう。

あったあった。


「イムリ」
・・・いや、ちがう。これは漫画やな。


これこれ。本当にこれ。


「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

タイトルが長いことで話題(?)の村上さんの新刊。
1Q84はまだ読んでへんけど、すっとばしてこちらを買ってみた。
あって良かった。

その帰り、新緑が鮮やかになりつつある靭公園の並木道を
きれいやな~と目を細めながら、きったねー格好で通り抜けました。

ああ、思いがけず散財してしもたけど
これからお天気が崩れるみたいなので引きこもるぞ。
パンもしっかり買って帰ったし。晴耕雨読。


(はっ、Happy Mondaysは「来日キャンセル」になったよ!逆に良かった!)

GUMBO & OYSTER BAR なんばパークス店

2013-04-20 | お店とか

いや~、からまれたからまれた。
分かりやすい酔っ払いにからまれたわ。


今日は会社の送別会でした。
オイスターバーってか。

うちの母親は牡蠣が嫌いなもんで、
食卓に牡蠣が並ぶことはまぁなかった。
その流れを汲んで私も牡蠣はほんまにいらんのです。

私ともう1人、牡蠣が苦手な女子は単品注文。
オイスターバーに来て牡蠣を食べないという嫌がらせを敢行。

でもせっかくやから生牡蠣の写真

こんなん美味しそうか?


帆立貝柱とさっぱりトマトソース(嫌がらせ注文)


新鮮野菜のバーニャフレッダ(嫌がらせ注文)


牡蠣フライ、美味しそうか?


クリームパスタと、なんかカレーみたいなん(嫌がらせ注文)


うずらのグリルと牡蠣のソテー

今日は珍しくいっぱい写真撮ったな~
いつも食べるのに必死で写真撮り忘れるのに。

私は食わず嫌いなところがあるので
「食べてみたらええのにー」って言われたけど
ほんまに欲しいともなんとも思わんのです。いらんのです。
世の中から牡蠣が消えてもなんら困らんのです。

牡蠣食べた人たちのコースのデザート


私が単品で頼んだデザート

やっぱりガトーショコラか。

料理美味しかった、満腹になったわ~
そして酒癖が悪いと有名な男性社員にからまれたのでありました。
珍しいな、いつもはセーブしはるのに。

会社の飲み会は、普段話さへん人と話せてええねんけど
やっぱりめんどいな~、お酒飲まれへんし疲れるわぁ

そんな感じでーす。