宮内庁内

　久しぶりの皇室関連の記念切手です。京橋郵便局には、東京中央郵便局と宮内庁内郵便局の窓口が出張して、久しぶりの賑わいでした。当然ながら宮内庁内郵便局の方が人気で、長い行列ができていました。東京中央の方はｍいささか手持ちぶさたでした。
　


　今回、渡辺版は、小型シート用の封筒を作成しませんでした。小型シートの耳紙の周辺を切り抜いても意味がないので、渡辺版の小型シートは断念。鳴美版のみの作成になります。



　シートの余白に画のあるシートレットですので、シート全貼も作成しました。「宮内庁内」表示の押印機は、郵頼のみの取扱ですので押印出来ず、「東京中央」表示の押印機で仕上げました。

天皇皇后両陛下御結婚満50年

【渡辺版】
ペア貼　洋七封　宮内庁内（和ハト）（特）　787円
ペア貼　洋七封　宮内庁内（押印機）　682円

【鳴美版】
ペア貼　洋七封　宮内庁内（和ハト）（特）　787円
ペア貼　洋七封　宮内庁内（押印機）　682円
田型貼　洋七封　宮内庁内（和ハト）（欧ハト）（特）（風）　1,４７０円
小型シート貼　宮内庁内（和ハト）（特）　９４５円
小型シート貼　宮内庁内（押印機）　８４０円
大型封にシート貼　宮内庁内（和ハト）（欧ハト）（特）（風）東京中央（押印機）　2,940円売切れ

送料として200円加算下さい。

郵便振替：00210-3-17113
ＶＩＳＡカードも使えます（メールでのセキュリティ処理をしていないので、ＦＡＸ03-3364-1960に番号、有効期限、サインをして申し込んで下さい。）

169-0073新宿区百人町2-21-8
株式会社　鳴美
電話03-3361-3142

料金表

　平成16年に「戦後の郵便料金」を発刊して好評でした。（本は売り切れ）
　引き続き、戦前の部を編集中で、ようやく３年かかって先が見えてきました。最大の難関が戦前の外国小包料金表です。明治２７年にシエラレオネに宛てた外国小包を調べて何になるのか、と自問自答しましたが、無駄なことでも積み重ねれば実績になると信じつつ…。
　上図は、明治29年10月1日に実施された英国経由外国小包料金の表の１頁目です。この当時は、香港、ドイツ、カナダ、フランス、イギリスとそれぞれ小包の交換条約を結んでいたんです。
　最初は、戦後の郵便料金をプラスして、同じくらいの価格で作ろうと思ったんですが、何と600頁を超してしまい、さすがにちょっとお高くなります。
　個人商店でやっていた20年前とは違いますから、文献は安く提供したいという方針で頑張っていますが、最近は需要も減っているので限界を感じます。