ふるさとの花は、同じ意匠の花をそれぞれ50円と80円で発行すると言う。綺麗な切手ではあるが、平成2年の都道府県の花47種以来、ふるさと切手は全体に花のデザインが多い。ここまで来れば、県花などにこだわらずに、集めれば図鑑になるように出せばいいのに。
指定局は横浜中央。なぜ横浜かは知らないが、ヤマユリがあるので横須賀の代わりに指定されたのだろう。民営化以後、年賀切手などに例外はあるものの、圧倒的に中央局の指定が多い。中央局でないと対応できないと言うことだろうか。
鳴美では、5種類の図案にちなんで5種類の花を描く風景印の使用局を押印することにした。ヤマユリは横須賀、ハマナスは石狩花川南一条で仕上げた。
ネモトシャクナゲは岳温泉、ベニバナは村山高瀬、リンドウは長野・米沢で仕上げた。全局とも、郵頼はあったものの、受理できないので返送したという。鳴美は、どのみち現地に出向くので郵頼出来ない方が出向く価値が上がるというものだが、郵趣の振興を考えるときに、これだけ切手を出していて横浜中央しか押印できないというのは、寂しい。
【鳴美版】
ふるさとの花1集 10通組(洋七封)10,185円
ふるさとの花1集 5連貼2通組(中型封)3,990円
※中型封は、それぞれ横浜中央と石狩花川南一条、横浜中央と村山高瀬で仕上げ。
【渡辺版】
ふるさとの花1集 10通組(洋七封)10,185円
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