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玉飛接近

右玉&左玉、ときどき詰将棋

三段玉

2012年05月30日 | 将棋
24高段者のA氏が変態戦法を指していたので序盤を紹介。

▲7八金△3四歩▲4六歩△3二銀▲4八銀△4二飛▲3六歩△6二玉▲5六歩△7二玉▲6八銀△8二玉▲2六歩△4四歩▲5七銀左△4三銀▲2五歩△3三角(第1図)

ここから対振り右玉に組むと思っていたのですが……。

▲5八玉△9二香▲4七玉△9一玉▲3八金△8二銀▲9六歩△7一金(第2図)

三段玉! 変態戦法好きの私でも、流石にこれは真似したいとは思いません。

後手の猛攻を受けきり、113手で先手のA氏が入玉して勝ちました。凄い。

大雑把な序盤・後手編

2011年12月31日 | 将棋
今回も序盤について。
前回同様、大雑把すぎる(というか適当)なので、参考になるような事は何ひとつありません。

▲7六歩△3四歩▲2六歩△3二金(A図)

角換わりの将棋になることが多い。

▲7六歩△3四歩▲6六歩△6二銀(B図)

▲6六歩には△6二銀。大抵は振り飛車なので左玉を目指します。

▲7六歩△3四歩▲7五歩△4二玉(C図)

石田流には△4二玉。狙いは山本流。

▲5六歩△3四歩(D図)

ゴキゲン中飛車には左玉だったり糸谷流右玉だったり。その時の気分次第。

大雑把な序盤・先手編

2011年12月15日 | 将棋
今回は序盤について。
大雑把(と言うよりも適当と言った方が適切か?)なので、参考になるような事は何ひとつありません。

▲7六歩△3四歩▲4八銀△8四歩▲2二角成△同銀▲6八銀(A図)

最も実戦経験があるのがこの形。
当初は細川流右玉の手順(▲7六歩△3四歩▲2二角成△同銀▲6八銀)だったが、後手番筋違い角を相手にする可能性があるため(後手番を持って何度も筋違い角をやっているので、可能性が低いとはいえどうしても気になる)、余計な変化はなるべく避けたいということでこの順に落ち着いた。
意外と相右玉の戦いになることが多い。

▲7六歩△3四歩▲4八銀△4四歩▲6八銀(B図)

次に経験が多いのがこの形。
四間飛車には高田流(左玉or変幻位取り)、三間飛車にはツノ銀型左玉、居飛車には右玉で戦う。

▲7六歩△3四歩▲4八銀△3五歩▲6六歩△3二飛▲4六歩(C図)

石田流にはこの形。
この後△3四歩と突かれることもあるが、大抵は△6二玉。ツノ銀型左玉で戦う。

▲7六歩△3四歩▲4八銀△5四歩▲6六歩(D図)

ゴキゲン中飛車には糸谷流右玉、(滅多にないが)居飛車には右玉で戦う。

▲7六歩△3四歩▲4八銀△5四歩▲2二角成△同銀▲7八銀(E図)

ゴキゲン中飛車には丸山ワクチン(実はよく知らない)と思わせて、真の狙いは佐藤流左玉。
改良中なので、あまり使わない。

▲7六歩△8四歩▲6八銀(F図)

この後の流れは相手次第。

こうして纏めてみると、先手の利を放棄しているのがよく分かりますなぁ(苦笑)。

対右四間飛車(1)

2011年11月23日 | 将棋
高段者の対局から、右四間飛車対策の参考になる将棋を紹介。

第1図は矢倉志向の先手に対し、後手が右四間飛車に組んだところ。
▲7六歩△3四歩▲6六歩△6二銀▲6八銀△6四歩の様な出だしからスタートするので、右玉党でも使えます。先手の次の一手がポイントです。

▲7五歩△6五歩▲6七銀△6六歩▲同角△同角▲同銀直△3一玉▲2五歩△5二金(第2図)

▲7五歩と後手の桂馬の活用を封じるのがポイント。△4一玉と指したため間に合いましたが、通常は△6二飛の瞬間に▲7五歩とした方がいいかもしれません。
△6五歩に対して▲6七銀と雁木に組むのもポイント。
△6六歩▲同角に本局は△同角でしたが、△6五歩には▲7七角or▲2二角成で大丈夫でしょう(▲2二角成が本筋?)。

▲6七金右△6五銀▲同銀△同飛▲7七桂△6二飛▲6五歩△4四歩▲6八玉△3三銀▲5五歩△1四歩▲1六歩△9四歩▲9六歩△4三金右▲2六飛(第3図)

長手数進めましたが、第2次駒組みです。
玉形の差が酷いですが、5~7筋の位を取っているので押さえ込む方針で行けばいいと思います。


右四間飛車には雁木右玉や雁木中飛車で対抗する作戦もありますが、今回紹介した▲7五歩+雁木の方が駒組みに注意を払う必要はあまりありませんし、戦いやすいと思います。研究のうえ、是非お試しを。