玉飛接近

右玉&左玉、ときどき詰将棋

2011年の詰棋書を振り返る(1)

2012年01月07日 | 詰将棋
2011年に刊行された詰棋書を振り返る、穴埋め記事の第1回。
所有している本のみの紹介なので、2011年刊行の全詰棋書は詰将棋一番星の総目録をご覧下さい。

まずは『将棋世界』の付録から。
1.伊藤果『タイムトライアル60 伊藤果に挑戦! 5・7・9手詰』
 5手・7手・9手を各20作ずつ収録。
 伊藤七段の作品にしては珍しく素直な作品ばかりだが、油断するとドツボにはまる。
2.勝浦修『勝浦修詰将棋傑作集』
 7手~13手を40作収録。
 傑作集と銘打つだけあり、好作揃い。

続いては一般向けの詰棋書。
3.浦野真彦『7手詰ハンドブック』
 200作収録。
 やさしい作品ばかりなので、7手詰入門に最適な作品集。
4.浦野真彦『新版 3手詰ハンドブック』
 『3手詰ハンドブック』の改訂新版。200作収録。
 トレーニングに最適な作品集。
5.勝浦修『詰将棋道場 挑戦編』
 「サンケイスポーツ」発表の7手~15手を180作収録。
6.高橋道雄『9手詰将棋』
 「○手詰将棋」シリーズ最新作。202作収録。
 囲いが崩れた形ばかりなので、囲い崩しの勉強と併用するといいかも。
7.塚田正夫『塚田正夫の詰将棋』
 『塚田詰将棋代表作』を編集。5手~15手を183作収録。