玉飛接近

右玉&左玉、ときどき詰将棋

先手三間飛車対急戦(1)

2012年08月29日 | 将棋

上図は先手三間飛車対7三桂早仕掛けの定跡通りに進んだ局面。
ここから振り飛車はどういう構想で指せばいいのか未だに分からない。
先手三間に急戦は不利というのは常識なので急戦の勉強はあまりしてこなかったため、先日久しぶりに三間飛車を指した時に定跡通りに進み、どう指せばいいのか困りました。

余談ですが、居飛車が9筋を突き越していると後手が有利になります。

対石田穴熊(1)

2012年08月03日 | 左玉
2ヶ月ぶりの更新。

第1図は△5四銀に▲5六銀と上がったところ。
ここから後手が仕掛けてきます。


△3六歩▲同歩△同飛▲3七金△3四飛▲3六歩(第2図)

「左玉のポイント」でも書きましたが、石田流が端角の場合は金を上がるのがポイントとなります。

△2四角▲2六金△4五歩▲同歩△4六歩▲3五歩△同角▲3九飛△2六角▲3四飛(第3図)

狙いの▲2六金~▲3五歩~▲3九飛が実現。
「左玉のポイント」では左金は6八に居ましたが、本局では5八に居るため後手の角は成れません。
左金の位置は5八と6八のどちらが良いかは難しいですが、端角には5八に置くのがベストだと思っています。

この後、入玉に成功し穴熊を姿焼きにして勝ちました。