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Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

伊万里 色絵 花蝶文 軍配羽団扇形手塩皿

2020年03月31日 16時08分41秒 | 古伊万里

 今回は、「伊万里 色絵  花蝶文  軍配羽団扇形手塩皿」を紹介します。

 

表面

製作年代:江戸時代前期

口径:9.8×7.5cm 高さ:1.9cm 底径:5.0×3.4cm

 

 

裏面

焼成時に、一部がめくれてしまったようです。

 

 この手の「軍配羽団扇形手塩皿」は、図録などによく登場してくるもので、有名なものです。

 しかし、それだけに値が張り、なかなか手が出ませんでした(><)

 でも、だんだんと古伊万里の値段が下がってきて、やっと4年ほど前に入手することが出来ました(^-^; とはいって、ご覧のように、かなりの疵物です(-_-;)

 しかしながら、「疵」を差し引けば、この手の手塩皿としては、まぁまぁのものだろうと自己満足しています(^^;

 上に、この手の手塩皿はよく図録などに登場してくると書きましたが、「柴田コレクション総目録」(佐賀県立九州陶磁文化館 編集発行)にも2点ほど掲載されていますので、次にそれを紹介いたします。

 

「柴田コレクション総目録」から転載

右上に(5)とありますのは、5枚組であることを示します。

 

 

「柴田コレクション総目録」から転載

右上に(5)とありますのは、5枚組であることを示します。


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
軍配羽団扇形手塩皿 (遅生)
2020-03-31 16:56:17
軍配羽団扇形手塩皿をしっかりと見たのは、今回が初めてです。ずいぶん凝った器形ですね。
本品の図柄は、柴コレの品よりも、はるかに良いですね。金継ぎ補修すればみちがえるようになりますよ。
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こんにちは (つや姫日記)
2020-03-31 17:12:46
この様な形の皿を
はじめてみせていただきました。

何のために?
造形のための皿なのでしょうか?
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遅生さんへ (Dr.K)
2020-03-31 19:48:58
軍配羽団扇形手塩皿をじっくりとみたのは初めてですか。
普通、このように小さな物を1点だけ紹介しませんものね(-_-;)

小さいのに、なかなか凝った作りですよね。
そんなこともあって、以前から1点は欲しかったんですが、小さいくせに、けっこう高かったものですから、ついつい買いそびれていました。
4年ほど前に買えたのは、それもこれも、古伊万里が値下がりしたおかげです。
古伊万里コレクターとしては、古伊万里の人気がなくなってきたから値下がりしたわけで、なんか、嬉しいような嬉しくないような複雑な気分ですね、、、。
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つや姫日記さんへ (Dr.K)
2020-03-31 20:02:07
この様な形の皿を見たことがない方は多いでしょうね。
でも、古伊万里が好きな方の間では有名なんですよ。
小さいのに、なかなか凝った作りで、そんなところに惹かれるのかもしれません。

どうして、このような形の皿が登場したのか、私にも分かりません。
でも、古伊万里には、軍配形の皿がありますし、羽団扇形の皿もあります。
これは、私の推測ですが、軍配形の皿と羽団扇形の皿を合わせてみようか、という発想から、両者を合わせた形にしてみたのかな~と思っています。
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2020-03-31 21:11:53
さすがにドクターさんのコレクションはクオリティが高いですね!
図録では見るものの、現物にはついぞ出会えないタイプの品で、色絵であることも価値が高いように思います。
古九谷様式は変形皿の宝庫(?)ですが、極めて人気が高いこともあって
なかなか手が出ないというのが本音です。
この品は、扇の要の部分に黒と緑が使われているところが印象的です。
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酒田の人さんへ (Dr.K)
2020-04-01 08:17:46
この手、図録ではよく見かけるんですが、現実には、なかなか手に入りませんよね。
これは、「東京・平和島・全国古民具骨董まつり」で買いました。
平和島には10年近くも行ってませんでした(><)
その時、「さすが東京だな!」と思い、
それから、毎年1回、赴いています。

古九谷様式の変形皿には優品が多いですよね。それだけに、人気が高く、現実には、なかなか入手出来ないのが難点ですね(><)
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初めて見ました。 (不あがり)
2020-04-01 16:09:59
Dr.K様へ
驚きました。本日、先に羽団扇文の青色の色絵付け皿を拝見していたので。この皿は合成写真と思っておりました。こんな皿があるのですね。それに驚いております。勉強になりました。有難うございます。
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Unknown (pada)
2020-04-01 16:51:48
素晴らしい作品ですね。
形も色使いも良いです。
padaにとっては、この様な物は市場でみれず図録の世界です。
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不あがりさんへ (Dr.K)
2020-04-01 18:46:12
ははは、ほんと、合成写真のようですよね(^-^;
軍配形皿の上に羽団扇形皿を重ねて写真に撮ると、このようになりますよね。
現実に、このような皿があるんですよ(^-^;
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padaさんへ (Dr.K)
2020-04-01 18:53:59
この手の手塩皿は、よく図録には登場するんですが、田舎の市場には登場しなくなりましたね。
この手塩皿も、4年ほど前、東京の平和島の全国古民具骨董市で買いました。
さすが東京だなと思いました。
それまで、10年以上、東京の大きな骨董市などには、お金もないし体力もないので、行かなくなってしまっていたんですが、それでは駄目だな~と気付き、それ以来、年に1度だけは東京に出向くことにしています。
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