Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

色絵 花丸散文 唐草陽刻 隅切小角皿

2022年03月24日 15時44分09秒 | 古伊万里

 今回は、「色絵 花丸散文 唐草陽刻 隅切小角皿」の紹介です。

 小皿の半分には陽刻で唐草文を施すなど、造形には厳しさがみられます。

 そこに、染付と赤、緑、黄の三色の色絵を使った花丸文を三つ散らしています。その三つの花丸文が散らされた位置も絶妙の配置です(^-^*)

 また、裏面も、手を抜くことなく、しっかりと文様が描かれています。

 いかに高級な食器であったかが伺われます。

 今では、食器として用いる存在ではなく、鑑賞すべき存在でしょう(^_^)

 とくとご覧いただければ幸いです(^-^*)

 

 

表面

 

 

表面の陽刻部分の拡大

 

 

側面

 

 

裏面

 

 

 

斜め上から見た裏面

 

 

生  産 地 : 肥前・有田

製作年代: 江戸時代前期(寛文期(1661~72)前後)

サ イ ズ : 口径;12.1cm  高さ;2.4~2.6cm(歪みがあるため) 底径;7.1cm