今回は、「色絵 花丸散文 唐草陽刻 隅切小角皿」の紹介です。
小皿の半分には陽刻で唐草文を施すなど、造形には厳しさがみられます。
そこに、染付と赤、緑、黄の三色の色絵を使った花丸文を三つ散らしています。その三つの花丸文が散らされた位置も絶妙の配置です(^-^*)
また、裏面も、手を抜くことなく、しっかりと文様が描かれています。
いかに高級な食器であったかが伺われます。
今では、食器として用いる存在ではなく、鑑賞すべき存在でしょう(^_^)
とくとご覧いただければ幸いです(^-^*)
表面
表面の陽刻部分の拡大
側面
裏面
斜め上から見た裏面
生 産 地 : 肥前・有田
製作年代: 江戸時代前期(寛文期(1661~72)前後)
サ イ ズ : 口径;12.1cm 高さ;2.4~2.6cm(歪みがあるため) 底径;7.1cm