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Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

伊万里 染付 竹文小碗

2020年12月25日 16時00分04秒 | 古伊万里

 今回は、「伊万里 染付 竹文小碗」の紹介です。

 これは、昭和59年に(今から36年前に)、田舎の骨董屋から買ってきたものです。

 胴部の真ん中に竹の幹というか、竹の太い部分をぐるりと一周させ、節々から笹が出ている状態を描いています。ただそれだけ、、、。

 その文様のシンプルさと力強さが目を惹きます。

 それで、この小碗に番茶でも入れて来客にさしあげたら喜ばれるだろうな~と思い、妻に、「これ日常的に使ってもいいよ」と言って預けました。

 それ以来、台所の食器戸棚の中に鎮座することになりました。

 ところが、ところがです。それ以来、一度たりとも使用された形跡がありません(><)

 私としては気に入っていても、妻は気に入らないのでしょうか? 或いは、1客だけでは使いようがないからなのでしょうか? それとも、使いずらいからなのでしょうか? 

 それで、今回紹介した後は、今日を限りに、台所の食器戸棚から押入れに移動してもらうつもりです、、、(~_~;)

 

 

立面

 

 

見込み面

 

 

見込み文様部分の拡大画像

見込み文様は、普通の5弁花よりも少し複雑な5弁花です。

 

 

底面

小さく低い高台で、砂高台です。

 

 

製作年代: 江戸時代中期

サ イ ズ : 口径;9.9cm  高さ;5.6cm  高台径;3.4cm