たき洋一奮戦記 ~私たちの未来は 私たちの手で! 

たき 洋一 が、私たちの声でつくる政治への挑戦を綴ります

議員だけの全員協議会

2009-12-11 22:21:01 | 政治活動
今日も、朝は橋本駅からスタートです。

小雨降る中でしたが、雨の日は車で送っていただく方が多いので、人の流れと急ぎ方に違いがあります。

議会は、今日から委員会審査です。
総務委員会が行われました。私は委員ではありませんので傍聴です。
議案の付託はないのですが各種報告と陳情がありました。
報告事項
 1 集中改革プラン平成20年度成果報告
 2 シビックゾーン整備計画の進捗状況
 3 橋本伊都衛生組合負担金について
 4 消防行政について
   ・橋本、伊都及び和歌山県の消防広域化
   ・消防救急無線のデジタル化
   ・橋本北消防署の概要について
陳情
 1 下水道整備に伴う、一般廃棄物処理業者等の合理化に関する特例法に基づく代替業務について
 2 非正規職員の処遇、委託(請負)業務、雇用対策に関する要望

以上が総務委員会です。

午後からは全員協議会が開かれました(写真)

通常の委員会や全員協議会では、市当局が説明員として参加し、議員の質問に答えながら進めます。
しかし、本日の全員協議会は、当局の出席要求は行わず、議員だけで開きました。

今回のテーマは、小中一貫教育についてです。

3月の予算委員会において、教育委員会から、橋本小中の建設工事の設計予算について、次の理由で予算は認めるが、議会の同意を得るまで執行を停止する事となりました。
理由 1 保護者への説明が十分に行われていない。
   2 所管の文教厚生委員会でも十分な議論が得られていない。
   3 将来的に少子化が進んでおり、学校の適正規模や配置を検討したうえで実行すべきである。

しかし、その後校舎の耐震基準が低いことが判明し、急遽北校舎の児童を南校舎へ、またプレハブ教室に移転することとなりました。
その点も踏まえ、橋本中学の敷地に建設を急ぎたいとの申し出がありました。

そして、年度末も近づき、予算の執行を許していいのか、お互いの意見を聞き議論する為に開かれました。

最初は、小中一貫教育の是非についての議論に終始、教育を受ける機会の保障なども。
また、全市的に小中一貫教育をどう進めていくのかも計画立てて議論すべきとの意見も出て議論はなかなか収束しません。

そこで、もともとの執行停止している理由が解消されているかを検証すべきと思い私も発言をしました。

結局、所管委員会で決定していただくが、委員以外の議員全員の考えを聞くこととしました。

早く執行すべきとの意見と、執行停止した理由が解消されているのか検証して欲しいという意見(私はこちら)に分かれました。

今日の意見を踏まえて、文教厚生委員会に託すこととなりました。

ちなみに私個人は、小中一貫教育は賛成ですが、現在の教育委員会の説明は不十分と思います。しかしながら、子ども達の安全も考えて設計予算は執行すべきと思います。もちろん、着工までに十分説明、議論を尽くす事が条件です。

結果はともかく、議員同士で議論する、これが本来の議会であるべきと思ったヒトコマでした。