湯治庵の日々

癌・頑強・爺・自律・自由・自在

感謝の涙

2007年06月11日 | 命と健康
テリーは
30代(過労によるタンパク障害、深谷日赤)。
40代(過労による椎間板ヘルニア手術・島田記念病院)。
60代(すい臓がん・公立富岡総合病院)今回3度目の入院であった。
良い意味で病気なれしていた。

午後5時ごろテリーの奥さんと入れ代わり「心理療法士」の女性が入室してきた。
見るからに穏やかなゆったりとした雰囲気を漂わせた美人だった。
「家庭をお持ちですか?」
テリーの娘と同い年の37歳だという。

「実は私の涙はこの病気に対する悩みや苦しみ、
余命対する恐怖や怯えなどではなく
多くの人とに対する感謝の気持ちと、
「生かされている」のだという実感が胸に深く染み入って
自然に出てきた涙だったのです・・・」

テリーは40分ほど間、10代の頃から
「いかにに生きるべきか?」という問を持ち続けた話を長々とした。
気持ちの良い時間であった。
彼女は退屈な話を最後まで聞きとおしてくれた。

手術ドキュメント 公立富岡総合病院

「自立と共生」


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