湯治庵の日々

癌・頑強・爺・自律・自由・自在

沈黙の要塞

2007年06月03日 | 命と健康
スクリーン正面に進み出た副長の状況説明が始まった。

「ここ数日の高高度からステルス偵察隊がもたらした情報を分析した結果、
生命体内部に構築された「沈黙の要塞」に敵の全戦闘部隊が集結している。
生命体全体への進撃準備は完了し、総攻撃は夜明けとともに開始するとおもわれる・・・」

 長官が進み出た。
「これより急襲電撃作戦を説明する。

作戦開始は午前2時。作戦所要時間は2時間。

旗艦による熱線高速振動砲により中央シールドを開口する。
強襲揚陸艦は直ちに中央開口部より進入。

遮断特殊部隊は要塞を維持するライフライン根底部を遮断。
攻撃開始と同時に垂直大型離陸機A、B機は直ちに発艦。
生命体上空にて待機。
戦闘終了後直ちに要塞を吊り上げ搬出。

フアランク攻撃1.2番艦は頭部左右に展開。
3,4番艦は尾部左右に展開。
1、3艦は弾幕システムをオートモードとし、
2、4番艦はマニアルモードにより敵ステルス部隊の反撃脱出に対応。

次に、潜水艦は生命体直下に待機。
脱出部隊を多弾頭誘導魚雷、有線ミサイル魚雷にて掃討。

要塞への破壊力の大きい巡航ミサイルなどによる直接攻撃は、
飛散による2次被害の危険が高く作戦シュミレーションにはない。

沈黙の要塞を完全密閉し、生命体から除去する。
これが今回の急襲電撃作戦である・・・以上」

長官の説明が終わった。

手術ドキュメント
「自立と共生」http://www.tetsuaki.net/
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