10月24日(土曜日)
16時40分に我が家を出発⇒矢田よりバイパスに乗り⇒そのまま安来道に入り米子西で下り、JR米子近くの米子市文化ホールに着いた。
17時35分頃文化ホールに入ると、昨年や一昨年と違い、既に長蛇の列が出来ていた。
家内が花束を持って並んでいると、私たちの前に並んでいたご婦人二人が、振りむき、笑顔で「良い香りがしますね」と言った。周辺一面に、花束から出ている良い香りが漂っていた。
それから少ししてから、向こうの方から「悦代です」と言って、私たちに挨拶に来られた人があった。「3時に米子空港に着き、こちらに来ました」と話されたが、我々が良く分かったものだと驚いた。
会場に入ると、悦代さんは「全員の顔が見られるので、中央より少し上の方が良い」と言われたが、私が中央の前の方が良いと思ったので、別々に席を取った。
席についてしばらくすると、「今日は満席が予想されますので、前の方から詰めて座っていただけないでしょうか」と言う、お願いのスピーチと共に、係の人が空席がない様に案内していた。
演奏が始まるまでの僅かな時間、受付で頂いたプログラム、曲目解説、ステージメンバーの紹介など載った案内雑誌の中に、「演奏会に寄せて」と言う、米子マンドリンオーケストラ一同からのメッセージがあった。その中に、「わずか4名でスタートさせた演奏会が途切れることなく今宵30回目を迎える事が出来た」と言う成り立ちから「演奏会を開催するのに当たり、多大なるご尽力を賜りました方々に厚く御礼申しあげます」と言う文章を読んだ時、スタッフの方の御苦労や思いが手に取る様に分かった。
読んだ後のオープニングのメロデーを聞いた時、心に響くものがあった。
ステージ1が、
ビートルズのヒットメロデーで♪レット、イット、ビー. ♪イエスタデー。 ♪オブラ、デ、オブ、ラ、ダ。etc
よみがえれ、私たちの時代~レコード大賞メドレー ♪勝手にしやがれ ♪北の宿から ♪ルビーの指輪
♪こんにちは赤ちゃん ♪襟裳岬 ♪UFO他
ステージ2が
ジャズピアニスト 松本哲平さんの演奏。
演奏する姿は軟体動物か、浄瑠璃の糸で操られる人形の様な動きだが、鍵盤からは力強いメロディーが速射砲の様に打ち出されていた。曲は分からなくても、演奏を聴いて、心地よいものを感じた。
ステージ3が
東洋の印象 第2組曲と山河緑照
演奏が終わってから悦代さんと話したが、悦代さんはステージ3を聞いた時、「感激して胴震いがした」と、まだその余韻が残っている様子で話された。
今回は、ビートルズのメロデーやレコード大賞のメロデーが゜盛り沢山で楽しさが倍増。
我々素人は、名曲よりも耳慣れた演奏を聞かせてもらう方が楽しめる。