ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

海鮮丼リベンジ?長島に向かう

2023-10-30 00:10:08 | 日記


 テレビで長島の造形美術展が5年ぶりに開催されていると宣伝してました。
 町おこしのために地域の公民館や児童生徒、PTAとかが自然の素材を使ってそれぞれが立派な像を作って訪れた人たちに見てもらおうという催しです。
 朝になって相方さんに「遠いけどどうする?」と聞くと結構乗り気だったので準備をする。

 長島と言えば「あの大陸市場食堂」の海鮮丼事件。
 評判を聞いて祝日に2時間もかけて到着したのに、なんとまさかの臨時休業。
 入口のガラスに映る呆然とした相方さんの姿が思い出されます。
 なので今回はリベンジでもあるのです。

 開店が11時だから家を8時過ぎに出発すれば途中で道の駅とかに寄っても余裕で開店前に着けるはず。
 車中泊の練習で今日こそはモコ助も乗せて行き食事中は車でお留守番の練習をさせようと思ったのですがまさかの夏日予報だったのでやめときました。



 さあ、清々しい空気、田んぼの朝もやの中を車は順調に進みます。
 途中で野菜やお菓子を買ったりお茶なんかしながら走ったのに、長島に上陸した段階でまだ30分も余裕があったのでいつもの「だんだん市場」に寄る。
 魚や野菜をかったりしていると、ちょうどいい時間になったので目指すは大陸市場食堂。

 近づくにつれて前を走る車が増えてきた。
 「まさか、この車が全部、同じ食堂を目指してたりして・・ふふ・・」と笑ったのですが、結局そのまさかだったりしたのであります。



 店の前に集結する開店を待つ人々の群れ。
 え~まじか?と小さな悲鳴をあげながら、やっと駐車場の空きを探して食堂の入口に着いた時にはすでに開店しており最初の20組が店内に案内され、無情にも扉は再び閉じられていたのでありました。



 相方さんが順番待ちの伝票に名前を記入するも前にはまだ20組近くが待っています。
 オジサンは前にも書いた通り、並ぶのが得意ではありません。
 128円の卵を求めてスーパーに並ぶせいぜい10分が限度なのですが、この状況は恐らくあと1時間くらいは待ちなのでしょうか・・・。

 「ま、今回はあきらめて次の機会に・・」と一瞬心の中で思ったオジサンでしたが、相方さんの瞳の中に「今回こそは!」という強い意志を感じ取ったので頑張って待つことにいたしました。

 夏日の陽気の中でスマホゲームをしたり、空を見たり、海を見つめたり・・ 
 磯の白砂に我泣きぬれて蟹 とたわむれてみたり・・なあんて約1時間。
 入口で元気に手招きする相方さんに気が付いてやっと店の中にはいることができました。

 綺麗な店内は賑やかで、あちこちのテーブルに新鮮なお魚料理がズラリと並んでいます。
 さっそく海鮮丼を注文しようと思ったのですが、メニューを見ていた相方さんが「この定食は刺身もいっぱいであら煮やデザートも付いてて美味しそうだなあ・・」なんて言うので、人の言うことにすぐ左右されるオジサンはあれだけ「海鮮丼!」と言ってたのに直前に「この定食をくださいな」と注文してしまった。



 でももうどっちがどうではなく、魚の新鮮なこと・・
 刺身もコリコリと甘く、あら煮も骨まで柔らかくて全部食べられる。
 まあ目の前の漁港に今朝水揚げされたお魚がそのまま刺身になってでてくるわけですからねぇ。
 それは遠方からはるばるやって来て、並んでまでも食べたいわけですな。

 さあ、目的は達したので・・
 違う、違う・・今日は長島造形美術展を見に来たのでした。

 会場に向かう途中には最近youtubeなんかで良く紹介されている「空中展望トイレ」なるものがあるので寄ってみる。
 ここはトイレの壁が全面ガラス張りで眼下に拡がる雄大な景色をみながら爽快に用を足すことができるのであります。





 さて15分くらいして会場に到着。
 なんか毎年作品のレベルが上がってきている感じです。
 へ~凄いなあって呟いてしまうような作品ばかり。
 毎年作るとなると手慣れてくるのかもしれないけれど、新しく引っ越してきた人たちは地域やPTAの一員としていきなり作ることになるなんて大変かもしれないなあ。












 これを見に遠いところから観光客がやってくるので、本来の町おこしの効果は十分あったのではとおもうオジサンである。





本屋のセルフレジで将来の自分について考えた

2023-10-26 23:40:59 | 日記


 いつも行くショッピングセンター内の本屋さん。
 久々に入ってみたら前と何だか雰囲気が違う。
 ボックス内にはいつもスタッフさんが4,5人くらい忙しそうにしていたのに2人しかいない。

 で、良く見たらカウンターのレジも無くなって、その前に大きなセルフレジのマシンが2台並んでいました。
 スーパーの機械よりもかなりゴチャゴチャして操作が面倒そう。

 「へ~、どこぞも人を減らすためには機械を導入していくしかないか、ついに本屋さんまでねぇ?」と思いながら立ち読みをしていたら何やら大きな声が聞こえてきた。

 レジの方に目を向けるともう80にはなろうかと言うおじいさんがかなり興奮した様子で杖を床でコンコン鳴らしながら若い店員さんに怒鳴っている。

 「なんで会計をしてくれんのか?」

 「ですから私たちはアドバイスはできますが、操作はお客様で・・」

 「こげんな機械はさっぱりわからんちよ!」

 「はい・・ですからまずこのボタンを押して・・」

 「だから、横にあんたがいるんだから全部してくれたら良かどが?」

 アルバイトかなと思われるお姉さんはもう泣きそうな顔でおじいちゃんの相手をしている。

 もう一人のベテランさんのような女性は奥で別な客の対応をしながらも状況は分かっているようでチラチラと見てはいるが出てこようとはしない。

 おじいちゃんがだんだん杖を高い位置に持ち上げ始めたので、「これは、これ以上エキサイトし始めたら止めんといかんなあ・・」なんて横目で見ていたのだが、急に小脇に抱えていた何冊かの本を台の上にドンと置くと「もう良か!」と言い残して赤い顔をしながら店を出て行ったのであります。

 まあね、どちらの言い分も解ります。

 おじいちゃんにしたら今まで好きな本をここで買って帰り、家で読むのを楽しみにしていたのであろうけれども急にへんてこりんな機械の前に連れて来られて「さあ、今日からはこの機械を自分で操作してお金を払ってくださいね!」なんて言われたらそれは怒りたくなりますよね。

 若い店員さんにしたらおそらく「スタッフはそばで教えてあげるのは良いけれども手を出したらダメ!」と厳しく言われてるんではないかな。
 セブンイレブンとかセルフのガソリンスタンドもそうですもんね。

 おじいさんも店側もそれを見ていたこのオジサンも誰ひとり得しなかった出来事だったのでした。

 まあね、決まりはあるのかも知れないけれども操作が難しい場合は横で教える時間があるのであればササツとやってあげれば良いのにと思うし、有人レジもひとつくらいは残しておくべきだと思うんですよね。

 なんか自動化の流れの中でそれに乗っていけない人たちは犠牲になっても仕方がないと言われているようで自分の将来も不安になったオジサンでありました。





モコ助が元気なうちに

2023-10-23 11:15:41 | モコ助先生


 うちのモコちゃん
 最近、何かの拍子にちょこっとチビリます。
 不意に持ち上げた時とか散歩に行くと知ってテンションマックスで回転を始める瞬間とか…
 
 良く見ないと気づきませんが鼻の利く相方さんが「なんかソファーが匂う。」なんて言ったりするので、始めてワンコ用のマナーパンツなるものを買って来て試してみました。
 どうかなと思ったけど実際着けてみると嫌がりもせずにいい感じ。

 これで散歩中のマ―キングもやめるのかなと思って付けたまま外に出てみましたが流石に10年もの習慣は簡単には変えられないようで、堤防に立っている看板の所まで来ると、横綱の土俵入かと思うくらいに片足を真上に上げてマーキング、もちろんパンツの中に・・

 何かいつもと感触が違うみたいで「え?いま出しましたよね!」みたいに私の方を見てキョトンとしている。
 モコ助さん、安心してください履いてますよ!

 まあ、もうすぐ11歳。
 人間で言えば初老の人ですものね。

 そんな段々と年を取っていくモコ助を見てると、そういえばいつも散歩位で旅行も留守番ばかりだなあ、と思ってしまう。

 なので元気なうちに「ペットと泊まれる宿」とか若しくは流行の「車中泊の旅」とか何処か遠くの知らない世界に連れて行ってあげたいと思ったオジサンなのである。

 今日はとりあえず海の見える公園にひさびさに行ってみたのでした。





自分試しのハイキングへ行く

2023-10-01 23:31:30 | 街歩き、ドライブ、旅行


 涼しくなったら山に登ろう!ってずっと思っていたオジサンでしたが、遂に待ちきれなくなり霧島に向かいました。
 病気をしてからは池巡りとか紅葉狩りとかハイキング程度には挑戦したんですが、今回は前に良く登っていた山も登れるくらいに体が回復したのかどうかを確認するために・・まあ自分試しと言うことですね。

 1人で高千穂に登る計画だったけれど相方さんが「まだ1人はダメ、何かあったらどうするの?」と心配して言うので、急遽2人で大浪の池に登ることにする。

 高千穂の峰は子供が小さい頃に家族で登ったけれども、その時は相方さんだけが馬の背辺りで挫折したので、そこに置き去りにして私たちが帰ってくるのをずっと待たせたことがあるものですからね。
 
 さて大浪の池はそれほどハードなコースではありません。
 なので今回はただ登るだけではなく、さらに池の周囲もグルリと廻ってみようと思いました。

 朝早く行ったので無料の駐車場になんとか車を停められて、トイレを済ませると意気揚々と登り始める。


 ずっと石の階段が続いており登りやすいには違いないのですが、人によっては歩幅や高さが合わず却って疲れてしまうこともあります。
 なので石段の外側を人が歩いてできた脇道を歩く人も多いですね。

 運動不足ではありましたが、何回か小休止を取りながら1時間ほどで登りきり、涼しい風に吹かれながらお決まりの写真を撮る。



 そして初めての池一周をスタート。
 池の周りって起伏もなく景色を眺めながらの散歩みたいなものなのだろうと思っていたのですが・・・





 予想に反して鬱蒼とした森の中をひたすら歩くというコースでありました。
 しかも茂った草で足元が見えにくい上に、登ったり下りたりの細い道を延々と進む・・・。
 いや、舐めてましたね・・「大浪の池」。

 まあ、今回は自分試しが目的だったので、ちょっとの試練は受けて立ちますよと思い、転ばぬようにポールで草をかき分けかき分けゆっくりと進みました。

 ゼイゼイ言いながらポケットから酸素計を取り出し指に挟んでみる。
 酸素飽和濃度86%・・・?

 脈も速いはずなのに60しか出てないし当てにならないですね(汗?)

 いつもは97~8%なので「ひ、低い、大丈夫か?」とも思いましたが普通に山道を歩けてるし、良く考えたら登山中の人の正常値なんて知らないので、はたして良いのか悪いのかも判らずでありました。

 45分ほどで池の反対側に到着。
 元気があれば、ここから韓国だけを目指して登山口があるのですが、それは次回に取っておいて、折り返して歩き始める。

 韓国岳と相方さんとザビエルと・・

 疲れてもはや国籍さえ分からない感じですな・・サラマライクン・・

 帰りは所々に岩場の断崖絶壁が現れて景色が開けます。
 youtuberだったら危険を冒してでも岩の端っこに立って撮影するのでしょうがこっちはただのオジサンだし、相方さんがまさかと思ったのか背中をぎゅっつと掴んでいるので諦めました。

 押すなよ・・ぜったいに押すなよお!

 さすがに元の場所に帰り着いた頃には足が重くなりましたが、設置してあるイスに座りおにぎりを食べているとお日様と風が実に気持ち良い。



 足に豆ができたという相方さんは下山にかなり苦しみましたが、なんとか無事に下界に到着して「ふうぅ」と深呼吸をする。

 帰る途中にはいつもの展望露天風呂に浸かり、桜島を見ながら「ムフフ・・」と笑い次の登山計画を考えるオジサンでありました。

 桜島を眺めながら入れる露天風呂は鹿児島にしかない・・・当たり前・・