ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

自分試しのハイキングへ行く

2023-10-01 23:31:30 | 街歩き、ドライブ、旅行


 涼しくなったら山に登ろう!ってずっと思っていたオジサンでしたが、遂に待ちきれなくなり霧島に向かいました。
 病気をしてからは池巡りとか紅葉狩りとかハイキング程度には挑戦したんですが、今回は前に良く登っていた山も登れるくらいに体が回復したのかどうかを確認するために・・まあ自分試しと言うことですね。

 1人で高千穂に登る計画だったけれど相方さんが「まだ1人はダメ、何かあったらどうするの?」と心配して言うので、急遽2人で大浪の池に登ることにする。

 高千穂の峰は子供が小さい頃に家族で登ったけれども、その時は相方さんだけが馬の背辺りで挫折したので、そこに置き去りにして私たちが帰ってくるのをずっと待たせたことがあるものですからね。
 
 さて大浪の池はそれほどハードなコースではありません。
 なので今回はただ登るだけではなく、さらに池の周囲もグルリと廻ってみようと思いました。

 朝早く行ったので無料の駐車場になんとか車を停められて、トイレを済ませると意気揚々と登り始める。


 ずっと石の階段が続いており登りやすいには違いないのですが、人によっては歩幅や高さが合わず却って疲れてしまうこともあります。
 なので石段の外側を人が歩いてできた脇道を歩く人も多いですね。

 運動不足ではありましたが、何回か小休止を取りながら1時間ほどで登りきり、涼しい風に吹かれながらお決まりの写真を撮る。



 そして初めての池一周をスタート。
 池の周りって起伏もなく景色を眺めながらの散歩みたいなものなのだろうと思っていたのですが・・・





 予想に反して鬱蒼とした森の中をひたすら歩くというコースでありました。
 しかも茂った草で足元が見えにくい上に、登ったり下りたりの細い道を延々と進む・・・。
 いや、舐めてましたね・・「大浪の池」。

 まあ、今回は自分試しが目的だったので、ちょっとの試練は受けて立ちますよと思い、転ばぬようにポールで草をかき分けかき分けゆっくりと進みました。

 ゼイゼイ言いながらポケットから酸素計を取り出し指に挟んでみる。
 酸素飽和濃度86%・・・?

 脈も速いはずなのに60しか出てないし当てにならないですね(汗?)

 いつもは97~8%なので「ひ、低い、大丈夫か?」とも思いましたが普通に山道を歩けてるし、良く考えたら登山中の人の正常値なんて知らないので、はたして良いのか悪いのかも判らずでありました。

 45分ほどで池の反対側に到着。
 元気があれば、ここから韓国だけを目指して登山口があるのですが、それは次回に取っておいて、折り返して歩き始める。

 韓国岳と相方さんとザビエルと・・

 疲れてもはや国籍さえ分からない感じですな・・サラマライクン・・

 帰りは所々に岩場の断崖絶壁が現れて景色が開けます。
 youtuberだったら危険を冒してでも岩の端っこに立って撮影するのでしょうがこっちはただのオジサンだし、相方さんがまさかと思ったのか背中をぎゅっつと掴んでいるので諦めました。

 押すなよ・・ぜったいに押すなよお!

 さすがに元の場所に帰り着いた頃には足が重くなりましたが、設置してあるイスに座りおにぎりを食べているとお日様と風が実に気持ち良い。



 足に豆ができたという相方さんは下山にかなり苦しみましたが、なんとか無事に下界に到着して「ふうぅ」と深呼吸をする。

 帰る途中にはいつもの展望露天風呂に浸かり、桜島を見ながら「ムフフ・・」と笑い次の登山計画を考えるオジサンでありました。

 桜島を眺めながら入れる露天風呂は鹿児島にしかない・・・当たり前・・