我が家の家庭菜園。
『放置したら荒れるから』とお隣さんに無料でお借りしている畑です。
youtubeを先生に見様見真似でやってますが少しづつは食べられるものが獲れるようになりました。
じゃがいも、ピーマン...
今はさつまいも、ナス、ミズナ
里芋は台風で葉が落ちてしまってあきらめたけどまた葉が出て来て復活中。
収穫する前に虫たちが盛大に試食してやがる
もう終わりで掘り起こそうとしたナスですが、涼しくなってきたらまた成りだした
畑に行くたびに虫刺されが酷くなり皮膚科へ行った相方さん
「もっと広げて良いよ」と言われたので新たに草地を耕して玉ねぎとかもろもろ植えてみました。
慣れないオジサンがうんとこしよ、どっこいしょと鍬を振るうと、たまに土の中からモスラみたいな幼虫が転がりだして来る。
「な、何をしてくれはりますのん?」と言っているかのように慌てて土を掘ってお家に戻ろうとしてます。
ヒョイと摘まんで「すまん、すまん」と安全な所に穴を掘ってポトンと落としてあげる。
柔らかい土を上から被せてあげて「俺って良い人かも」なんて勝手に思っている昼下がり。
そしてその夜・・
そろそろ寝るかと灯りを消そうとしたら床の間の辺りで何やらモゾモゾと動くものに気付いた。
「何?」と見ると、そう、Gです、ゴジラではありません。
もっともっと小さくて夜中にシャカシャカと動き回るあのGでした。
タンスの裏に隠れたのでスプレーをシューツとひと吹きすると、しばらくしてフラフラと出てきたので新聞紙でパチンとしてお引き取りいただいた。
でも考えたら同じ虫でも助けられたり、退治されたりと人間の感情だけで運命が決められてしまうのも彼らにとっては理不尽なことではある。
これがもし人間だったらと思うと…
いや、実際にはこれまでも肌の色や宗教、国が違うと言うだけで差別、偏見、あるいはそれ以上の事が繰り返されてきているのだもの。
自分勝手な生き物だな、ニンゲン。
布団に入って夢の中でGが仕返しに来たらどうしょう、いやいや畑の虫さんの方が恩返しに来るはず…なんて思ったが、想像しただけでどちらの方も御免被りたいと思うオジサンなのであった。