相方さんの退職とオジサンのお役御免と

　３月末、出会いと別れの季節・・・

　なんて言いながらも既にリタイアしているオジサンには関係ない話なのですが、うちの妻・・相方さんが本日をもちまして２５年間お世話になった職場を退職したのであります。

　結婚を機に、就職して間もない大分の病院を2年で去ることになり、彼女にとってはここは外国か？みたいな意味不明の言葉を話す人々が住む鹿児島での生活が始まり、そして３人の子供を産み育て、何回もの引っ越しを繰り返し、やっと家を建てて落ち着いたかなと思った頃には少しでもローンの足しになればと仕事を探しました。

　幸い家の近くに今の職場が見つかりましたが、正職員では無いにも関わらず、通常勤務に加えて人前での講話の仕事があったり、県内外の会議にも出張で行くことが多かったですね。

　しかもオジサンの方は朝早くに出て、夜は遅いので殆ど当てにできず、家事や子育てをしながらの通勤でした。

　今思うと「俺も遅くまで働いているんだから・・」と殆どを任せっきりであったことは否めませんね。　

　そして数年前にこちらが早く退職した日から「家事は全部任せろ」ってカッコを付けたものの、今までやってきていないオジサンにとってはまあ大変。

　はっきり言って仕事に行っていた方が楽かなって思ったことも・・

　ここで初めて家事と仕事の両立の難しさに気が付いた訳であります。

最後の弁当。とうとうオシャレなものは出来ませんでしたが・・

　そして今日、相方さんの２５年間のお勤めとオジサンの３年間の主夫業が終わりを迎え、明日から目覚ましも要らないし、のんびりとご飯を食べて、行きたいところに行きたいときに行ってみようかとなる予定です。

　めでたし、めでたし・・パチパチと言っていたら、「これからは家事は半分半分だからね」と釘を刺されたオジサンでした。

県外からもお花が届いたみたい

桜、さくら、サクラ・・

　ここ数日は朝夕は冷えるけれども昼間は汗ばむ陽気です。

　つい先週のこと、そろそろ桜はどうだろうかと公園に出かけてはみたけれども飛行機雲の交差する青空の下で見つけたのは寂しそうな花一輪のみでした。

　でも川沿いにずっと歩いているとピンク色の早咲桜？や花壇の花も鮮やかに咲き始め、鳥たちも歌いながら季節が替わったことを教えてくれています。

なんという桜だろう？Google先生は「陽光」って言ってますが・・・

　家では見よう見まねで植えたジャガイモがちゃんと芽を出してくれたし、新玉ねぎもそろそろ収穫できそうですね。

　数年前に病気になりほぼ全滅した庭の紅かなめも苗木を買ってきて植えてみました。

　４月からは二人でyoutubeに教えてもらいながら家庭菜園にも力を入れて行かなければ・・。

　何しろ我が家でお給料は無くなるのに物の値上げは止まりませんものねぇ。

　さて、桜の方ですが同じ県内でも開花具合が違うようなので、昼から休んだ相方さんとモコ助も一緒に、いつものように嘉例川駅とその先の国民休養地へ花見に行ってみました。

　モコ助は相変わらず荷室のケージの中で抱っこしろ～と叫んでおりましたが無視したまま到着する。

　おぉ、ほぼ満開なり！

　さくらって・・やっぱり良いですね。

　この間まで何も無かった枝が一気に色づいて満開になり、晴れやかに勤めを果たした後は潔くハラハラと散っていく。

　終わりを解っているから精一杯咲くことができるんでしょうかね。

　これまで、ただ何となく何をするでもなく、明日があるさとダラダラ生きてきたオジサンも少しは見習いたいものです。（今更遅いか・・😰 ）

　これから時間はタップリあると思うので、ドライブや温泉も楽しみつつ、家中のガラクタを断捨離して、終活にも頑張ってみようかなと思うオジサンなのであります。

AIに助けてもらう日も近いお年頃

　最近話題になっているAIチャツトの話・・

　テレビでも紹介されましたが、Web上でAIに質問をするとちょっと考えた後にまるで人間かのようなちゃんとした答えを返してくれるというものです。

　一昔前も似たようなアプリはありましたが、こちらの言葉を繰り返したり、見当はずれの返事をしたりで使い物になりませんでした。

　でも今回マイクロソフトが提供を開始したサービスは会話の正確性が格段に向上していて、いろんな複雑な事を聞いてみても過去の文献やネット上の情報を瞬時に参照して詳しく教えてくれます。

　紹介されたのを見ていて使ってみたいなあと思っていましたが、利用するには先ずマイクロソフトの英語サイトで申し込みをして、向こうから利用許可のメールが来て…と何だか面倒そうだったし、そもそも最先端技術がオジサンの古いパソコンで使えるのだろうかなんて不安もありなかなか手を出せずにいたんですね。

　でも、フォローしているgoosyunさんのブログで、ほぼ同じような機能をbingで簡単に使えるようになったことを教えてもらいました。

　検索サイトをMicrosoft Edgeにして、画面右上のｂアイコンをクリックするだけ。それだけでAIとのチャットが始まりました。

　先ずはgoosyunさんをまねて自分のことついて聞いてみた。

　結果は下の通り。

　おぉ・・・、なぜかマックが亡くなったのが2018年と間違っちゃいましたが、後はまるでブログを読んだ人間が書いたかのよう。

　質問されたことについて数秒の間に、ありとあらゆるネット情報を収集して、それをうまい具合に文章に組み立てて回答するんでしょうね。

　なのでネットに書き込んでいない情報は一切でてこないし、ちょこっと間違えたりもするようです。

　ついでに前のブログの主人公「マック」のことも聞いてみた。

　

　いや、１４歳で虹の橋を渡ったんですが、まあそれは良いとしてちょっとウルってなりそうな感じのことまで書いてくれてる。

　じゃあ、モコ助のことも・・・

　ふむふむ、やっぱり数字はまだ弱いようですが、これは情報が足りないからなんでしょうね。ちなみにモコ助は茶色です。

　他にもいろんな質問をしましたが、どれも実用レベルの回答で、例えば仕事の資料とか報告書作成とか学生の勉強にも結構役立つのかなって感じですね。

　こちらが会話の中で正確なデーターを提供すればするほど、こいつは賢くなって回答もより確実になるのだと思います。

　ただ、新聞にも書いてましたがチャット内で住所や電話番号など個人情報を書き込むのは防犯上の観点で絶対危険とあります。

　１回でも書き込んでしまった情報は蓄積され、世界中の誰もが参照できることになるので要注意ですね。

　そしてgoogleや中国企業のバイドゥも負けじとAIチャットサービスを始めるようで、もう進化は止まりません。

　一人暮らしで寂しい思いをしていた人も１０年後は自分の好みの声をしたAIと楽しく会話を楽しめるようになり、２０年後にはAIが体を持ち、介護までしてくれるロボットになるのかなあ？

一振りで国民を元気にできるのは・・

　いやあ～、しびれましたねぇ。

　何をって、それはもうWBCに決まってますでしょ。

　日本で行われた予選リーグも面白かったんですが、今日のマイアミでの準決勝！

野球に詳しくないオジサンも燃えたぁ～！

　４回にメキシコから一気に３点も取られる・・しかも令和の怪物、佐々木朗希からですよ。え～？

　でも、まあまあ今までのようにすぐ取り返すでしょって？って思っていたけれども、塁には出るがなかなかホームに返せない展開が続く。

　さすがに少しジリジリしてきましたねえ。

　こりゃきびしいぞと思いながらも、オジサンはここで用事ができて車で出かけなければならなかった。

　その間も野球速報でチェックしていると、７回裏にやっとこさスリーランで同点に追いついてます・・

　と思ったら、なんと８回にまた２点取られて突き放されたではないか！

　

　もうここで近くの電気屋さんに飛び込むオジサン。

　思った通り、家電コーナーの大画面テレビの前には老若男女が集まって声援を送っている。

　昭和の力道山の試合を街頭テレビで見ていた時のようである。（知らんけど・・）

　そして、さあ、いよいよ泣いても笑っても最後の９回裏の攻撃！

　大谷頑張って走って２塁打にする、続く吉田が四球を選び・・・

　次は・・村上・・さま・・

　申し訳ないが、大丈夫なのか？と少し不安に思ったオジサン。

　でも栗山監督は違ったんですねぇ。

　「最後はお前で勝つんだぞ」と最後の最後まで信じてくれたそうで・・涙出そう。

　そして、3球目、今まで苦しんでいたのが嘘のようにあわやホームランというセンター方向への大飛球！

　１点・・２点・・逆転さよならぁ～！！

　某家電店のテレビコーナーで一斉に歓声を爆発させるテレビを買いに来たのではない人たち・・

　良いんです、店員さんも一緒にガッツポーズや拍手してましたもの。

　何だか元気が無くなってきた近頃の日本、でも何かをきっかけにこうやって知らない人同士が見つめあって笑いあって拍手して一気に元気になれるんですよね。

　ほんと、思わず拍手して涙がでてましたもの・・

　どこかの政治家も少しは見習ってほしいものです。

　ちなみに村上の最後のクライマックスのときに画面の端っこに臨時ニュースのテロップが出た。

　こんな時に何だろうと一瞬、ドキッツとしましたが、「岸田首相がウクライナを電撃訪問」だとか・・今ですか？

　いや、それはそれで大事なことなのだとは思うのですが、訪問もテロップも今ですか？

　何か大事な事を決めるためにというより、議長国として広島サミット前に訪問しておかないと格好がつかないってことなのではないだろうか？って勘ぐってしまうのはオジサンだけでしょうか？

　ひょっとしたら「今頃、国民はびっくりして大ニュースになっているぞ。ムフフ」と思われたかもしれませんが、その後のトップニュースはどの局もWBCだったのでありました。残念！

バーチャルな未来へGO

　先日、孫ちゃんの誕生祝いに「VR宇宙」というVRゴーグル付きの本を予約したんですが、あちらのミスで誕生日が過ぎても届かずキャンセルしました。

　でも後で知りましたがVRゴーグルって１３歳以下は目に良くないので国内では使用が制限されているんだとか・・

　キャンセルして良かったかな、アマゾンからお詫びに1,000ポイントももらえたし・・・。

　でも面白そうだったんですよね、VRゴーグル。

　装着するだけで、自分の周りに仮想現実の世界が拡がり、頭を動かすとそのまま見たい方向が見られる・・、つまり部屋に居ながらにして例えば世界旅行をしているような感覚を味わえたり、海底奥深くや宇宙の果てにさえ行った気分になれるわけですからねぇ。

　よくテレビで、ジェットコースターに乗っている動画や海の中で突然大きなサメが襲い掛かってきたりする動画が紹介されてますよね。

　５，６万円もするようなゲーム機能も付いた高級機もありますが、今まで数々の衝動買いで無駄銭を失ってきたオジサンは無職となった今、とても買うことはできません、シクシク😭 ・・

　なのでアマゾンで出てくる数千円のお手頃な奴でも良いから欲しいなあと思っていたんですが、なんと、先日見つけたんですよねぇ、ダイソーで・・・

　５００円ですよ、５００円のVRゴーグル・・

　なんと例の高級なゲーム機の１００分の１の価格でございます。

　これはもう迷っている余裕はない、今買わねば明日はないと思い速攻で買って帰ったんですねぇ。

　外見はまあまあしっかりしており、ひととおりの機能は付いている模様。

　説明書はないので、まずはスマホのyoutubeで検索した宇宙の動画を再生して、そのままゴーグルに差し込みつつそっと被って見ると・・・

　おぉ、これは・・・

　目の前に大宇宙が拡がり、ゆっくりと下を見れば青い地球が浮かんでいる・・

　振り返れば今飛び出したばかりのスペースシャトルがだんだんと小さくなっていく。

　気を良くしたオジサンは立て続けにいろんな動画を試してみる。

「ただただ恐竜に追いかけられる・・」とか

「海底で熱帯魚やマンタとまったり泳いでみる」とか

「暗い部屋で振り返ったら、そこにゾンビが・・😱 」

　なんて、結構楽しめましたね。

　まあ５００円の代物なので流石に映像の方は全体的にぼやけているし、ピント調整もなかなかですが、体験してみるだけの入門機としてはこれで良いのかな？

　これが映像もクリアに見られる高級機になると例えば部屋に居ながらにして、ハワイのビーチでの日光浴や滝の流れる森で森林浴とか、あるいは目の前に映画館が現れて大画面で映画を見れたりするらしい。

　おそらくこの分野がもっともっと進化していくと、人は外に出る必要は無く、自分のアバター（ロボット）を操作しながら仕事をしたり遊んだり、恋をしたり・・

　おぉ、怖い、以前見たブルースウイルス主演の「サロゲート」と言う映画にそっくりじゃないですか・・