ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

主夫に仕事納めは無いのである・・

2020-12-28 22:51:21 | 日記
 12月28日、世間では私がお勤めを辞めてから初めての「仕事納め」の日・・
 4月からは主夫おじさんとして、妻より先に起きて(本当は自然と目が覚めるのだが・・)妻が起きる前に朝ご飯を作る。
 朝食を終えて、お化粧をしている間に、今度は弁当を作ってかわいいハンカチで包む。
 見送った後は洗い物をして、洗濯物を干して、買い物やら掃除、モコ助の散歩等々・・結構忙しいのである。

 仕事を辞める時にみんなから「昼間は何をするの?退屈だよ~」と言われたので、冗談半分に「家事を頑張るのだ!」とバカボンのパパ風に宣言してしまった。
 途中でやめられないので曲がりなりにも何とか頑張って9か月続けることができました。

 妻は起きてくると朝ご飯が出来ているし、帰ったら帰ったで洗濯物が畳んであり晩御飯もできているので、最初の頃は「凄く楽になった、ありがとう」と喜んでおりましたが、慣れとは恐ろしいものですね。
 最近はそれが当たり前のようになってきておりまして、テレビを見ている妻の後ろで洗い物をしているおじさんは「やっぱり男は褒めて伸ばしてくれよぉ」と呟いたりするのであります。

 まあ、良く考えると妻は今まで仕事をしながら同じことをしていたわけで、その恩返しということになるのでしょうか。
 二人に時間ができたおかげで、夜のウォーキングに一緒に行けるようになったし、妻もゆっくりと韓流ドラマを楽しめるし、お互いに笑顔が増えたような気がします。
 ただ、正直なところ勤めていた時の方がまだ楽だったかなあと思う今日この頃ではありますが・・。

 まあ、そんな日々です。











クリスマスイブに今のコロナ対策について考えてみる

2020-12-24 23:23:15 | 新型コロナウイルス感染症
 退職して昼間は家にひとりの生活になってから初めてのクリスマス。
 実は今日がイブだなんてテレビで知りました。
 社会生活で人との関りってやっぱり大事ですね。
 ケーキもツリーもプレゼントもない平凡な夜を迎えております。

 そういう中、世間では相変わらず気分が落ち込むようなコロナ報道ばかりで嫌になりますね。
 会食をするな、旅行にいくな、集まるな・・って。
 本当にここまで人々の行動を制限しなければならない感染症なのでしょうか?

 インフルエンザの感染者数が年間約1,000万人に対して、新型コロナは1月からの累計で20万3,113人(12月23日現在)。
 病原性は死者数、重症者数含めてインフルエンザとほぼ同様かインフルよりも少ない状況。
 インフルは毎年数千人、関連死も含めると1万人ほどが亡くなっていると言うのに・・。

 では、なぜ大騒ぎとなっているのか?
 それは指定感染症に指定されているからです。
 まあ、それは良いとしましょう。感染症法では得体の知れない新しい感染症が出た場合には1年間の指定感染症として感染拡大を可能な限り防ぐことになっています。

 指定感染症の場合には感染者が出るたびにひとりひとりを調査し、検査し、入院をさせます。
 これも良いでしょう。国内への広がりを防ぐためには症状の有る無しに関わらず、隔離するしかありません。

 問題はまん延させないための厳しい対策をまん延してしまった今もなぜ継続しているのか?ということです。

 もはや感染者のひとりひとりを見つけようと思ってもイタチごっこで、感染経路不明の感染者が次々と出てくる状況です。
 致死率が異常に高い感染症であれば、何があっても経済がどうなっても最後まで徹底的に厳しい対策をとるべきですが、新型コロナはそうではありません。

 保健所や病院職員は新型コロナが指定感染症に指定されている以上は、法に基づき無症状や軽症であったとしても感染者本人、接触者も含めて調査や検査、入院等をさせなければなりません。恐らく他の業務はストップするしかなく、それによる弊害も出ているのではないでしょうか?
 毎日夜遅くまでの業務を休むことも無く必死に頑張っている関係職員の皆様には頭が下がります。
 にも関わらず彼らへの心無いクレームの電話や職員や家族に対する差別、偏見により追い打ちをかけている人々。

 どうしてこんなことになってしまったのでしょうか?

 今更、遅いのかもしれませんが、国はなるべく早く指定を解除するか条例を発して5類のインフル並みの対応に切り替える必要があると思います。

 そうすると「今までの対策は何だったのか」と大騒ぎになるでしょうが、フェーズが違うのですから対策もそれに応じて変わるべきで、国もしっかりと情報発信してほしい。
 それを誰も言わないし、国中が言える雰囲気ではなくなってきていることが逆に怖い気がします。

 本当にそうしないと、医療、保健所、観光業、食品業界等がバタバタと倒れていき、コロナが終わった頃に「国破れて山河あり」というような殺伐とした光景が拡がっていなければ良いのですが・・

無許可30年の散髪屋さんの話

2020-12-23 21:50:29 | 日記
 今年で63歳のおじさんは、もう30年ほど理髪店に行っておりません。
 そもそもは我が家の子供たちを始めて理髪店に連れて行こうかとなった時に手先が器用であった我が妻が徐にハサミを手にとり、エイヤとばかりに散髪をしてみたところ、なかなかの仕上がりとなりました。

 気を良くした妻はたまたま横でお煎餅をかじりながらテレビを見ていた私を怪しい笑顔で手招きし、椅子に座らせるとそのままチョキチョキとハサミを動かしはじめたのであります。

 まあ私がキムタクみたいなイケメンで、いつも見た目を気にしている人であれば「チョ・・待てよ」とばかりに断固拒否するのでしょうが、残念ながら刈る方も刈られる方もそんな心配をすることもなく、されるがままに30年が経過しております。

 最近ではそのハサミの使い手は人間界を超えてお犬様の方まで縄張りを伸ばしてきており、今日は休みを取った妻が正月前にモコモコすぎるモコ助をカットしておきましょうと言い出しました。

 まずは助手である私が何も知らないで跳ねまわっているモコ助をむんずと捕まえて湯船につけてシャンプーをし、濡れネズミのまま2階にあるカットルーム(妻の寝室)に運んでいきドライヤーで一気に乾かした後に、大先生が1時間程をかけてハサミ一本でカットしていきました。

 まあ仕上がりは5,000円もするようなお店には及びませんが、モコ助もイケメンでは無いので私同様に仕上がりに関して文句を言ったことはありません。
 案の定、その後には「あなたも長いわねぇ」と、そのまま流れで散髪をされたのであります。

 夫とワンコのカット代が浮いた妻は行きつけのヘアサロンにいそいそと出かけていくのでありました。










退職後には何か趣味を持たないと・・

2020-12-21 22:37:16 | 日記
 65歳までは働こうと思っていたのに、思わぬ病気により62歳で完全失業して在宅生活の日々。
 まだまだ年金が貰えるはずもなく、現在は妻のお給料と少しばかりの貯えで慎ましく暮らしております。
 だからと言って何処にも行かず何もせず、家の中でじっとソファーに座ってテレビを見ながら、隣で気持ちよさそうに眠っているモコ助のしっぽなんかを引っ張って無駄な時間をつぶしてみても全く生産的でない。
 なので4月の回覧板で募集のあった生涯学習講座でペン習字と水彩画、二つも申し込んで全12回の講座に通っています。

 ペン習字をは希望したのは、ただ人前で書いても恥ずかしくない文字を書けるようにという理由だけです。
 急いでメモなんかをしたときに後で自分でも読めない時があります。極めつけは過去にお葬式の受付を頼まれたとき、ある高齢の男性から「メガネを忘れたから名前が書けない。代わりに書いてくれ」と頼まれました。「字が苦手なので・・」と断っても、書けないからどうしてもとお願いされ渋々ペンを取って書き始めたのですが、その途端、おじいさんは「やっぱり自分で書く!」と皆の前で私が持っていたペンを取り上げてサラサラと書き始めたんですね。あの時の周りの空気は今でもトラウマになっており、お葬式なのに違う意味で泣きたくなった夜なのでした。

 水彩画の方は本当にやりたかった講座です。
 絵というかイラストはずっと好きでブログなんかにも今までヘンテコなイラストを描いたりしていますが本格的な水彩画は中学を卒業してから50年ぶりくらいなんですね。
 これまで絵の基本や果物などの静物を描いていましたが、2月の発表会に最低2作品を出さないといけないのだとか・・
完成間近?の一つ目の作品が下の画像ですが、久しぶりにしては良いんじゃない?と妻がほめてくれたので、一足先にここで公開しちゃいます。
 ペン習字の方も出さないといけないのですが、人前にさらすには、まずあのトラウマを克服する必要があり、どうしたものかと思案中なのでございます。





今日はマックとお別れをしてきました。

2020-12-20 21:50:59 | 日記
 昨日、アクアとさよならしたばかりでしたが、今日はかっての我が家の愛犬マックと完全にお別れをしてきました。

 現在はモコ助というなかなかヤンチャなトイプードルを飼っていますが、その前はマックというゴールデンレトリバーと暮らしていました。
 マックはペットなどではなく間違いなく家族の一員でみんなから愛された14年間でした。
 急に亡くなってしまった時には家族みんなが涙が止まらず、特に我が子のようにいつもそばに寄り添っていた妻はしばらく立ち直れませんでした。
(※昔のブログ「ドンマックのつぶやき」)

 今日はそれから10年目の命日です。
 本当はいけないそうですが遺骨は寝室の棚の上にずっと置いたままでした。最近、モコ助がふとした時に何もない天井を見つめてずっと動かなくなる時があります。「マック兄ちゃんが居るの?」と聞いても微動だにせず、首だけを上に向けて一点を見つめています。
 そういうこともあり、やはりこのままではマックが成仏できていないのかもしれないと妻と話して、ちゃんと供養をしてもらおうと言うことになった訳です。

 近くにある「虹の森」という動物霊園にマックの写真と遺骨を持って行き、そこでお坊さんにお経をあげてもらい、その後、散骨するために骨を砂状に砕いてもらいました。
 妻はまたあの日を思い出したらしくお経の最中にずっと鼻をすすっていました。

 家に帰り、かってマックが毎日散歩したコースをモコ助も一緒に3人で回りながら白い砂になってしまったマックを少しづつ巻いてあげました。
 こういうものは信じるも信じないも自分の心の問題だと思います。
 ちゃんとしてあげたと思うことで何か心がすっきりしたような気がすると同時に本当にマックがこの家から天に昇ってしまったようで寂しくもあった日でした。